1日
日曜日
掃除機ものが馬鹿を見る
ご家庭でできるダジャレシリーズ(掃除機をかけながらつぶやいてみましょう)。朝7時起床。いい天気なれどかったるい。朝食、ヨーグルト、サラダスパ。田中真紀子サンと鈴木宗男サンの漫才みたいなやりとりをテレビで見ながら。雑誌関係マスコミが基本的に反田中、テレビ関係マスコミが基本的に親田中なのは、やはり“絵になる”方がテレビは好みなんだろう。
母から電話。いろいろと話。やはり父がいなくなって、何もすることがなくなった日曜日がつらそう。そう思ってたら小野伯父から直後に電話。これから母に電話するという。例によっての兄弟ゲンカで少しは母も気がまぎれるかもしれん、など思う。K子に弁当作る。オカズは冷凍庫にあった鶏肉と大根をさっと煮付けて。
1時半、昼飯を食いに外に出る。2時に家へ来ることになっている芝崎くんとバッタリ出会う。カウンター式インドカレー屋『サムラート』で、マトンカレーとナンのセットを買って帰り、芝崎くんにこないだのB級エロ本資料をコピーしてもらう。カレー食べたら急に眠くなり、しばらく横になる。左足がむくんでいるし、体の中に水分が多すぎて、心臓が結滞している感じ。
救心ドリンクのんで、少し回復、仕事にかかる。書き下ろし用原稿と、サンマークのためのマンガ原作。他にもやらねばならぬ仕事のことが頭に次々浮かんで、眼前の仕事がさっぱりすすまぬ。芝崎くんと、と学会事務引き継ぎについて少し話す。とりあえずの急務は、コミケの会誌とSF大会前の大賞候補作選考例会。
7時、サンマーク原稿一本アゲて、下北沢へ。『虎の子』行く前に例によってその二階のレトログッズショップ回る。戦前に作られた(?)五月人形で、子供が鉄カブトをかぶり、脇に大砲のミニチュアが置いてあるやつがあった。相場よりかなり安い額だったので、即、購入する。主人の言によると、ウチのお客層にはあまりカマないものなので、お安くしておきました、とのこと。最近は本より、こういうグッズの方に買った満足感が強くなった。本は、買ってもなかなか読む時間が取れなくなってしまったからだろう。
虎の子、奥のカウンターで。酔鯨がどんどん進む。タコと枝豆の梅肉和え、夏らしくておいしい。萩原夫妻といろいろ語る。昔、成田東に住んでいたという話。それで当時阿佐ヶ谷に出ていたジャズおでんの屋台(屋台で音楽を鳴らしていた名物おでん屋)を知っているのが凄いフットワークである。ここのおでんが、何かバイトなどで臨時収入があったときの私のささやかなゼイタクだった。11時ころ、帰る。寝苦し いこと。