裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

26日

月曜日

崎陽軒病

シューマイが、シューマイが怖い!

※週刊百科事典原稿 ざつだん人の踊り

今朝の夢。
ブルーザー・ブロディのインタビュー。
実は彼は1988年に殺されたのではなく、逆に殺人罪で刑務所に
はいっている。
自分のレスラーとしてのプライドのためにプロモーターを
殺し、完全犯罪を目論んだのだが、殺人現場にあった電話のコードが
コイル状のものだったことが決め手になって(ストレートなケーブル
だと不可能だが、コイル状コードだと延びるので部屋の端まで届き、
会話しながら殺人を犯すことが可能)逮捕され、終身刑を宣告される。
そのコードのことに気がついて証言したのは私である。
結果的に、自分も大ファンであった一人の偉大なレスラーの
選手生命を絶つ結果になったことを私は詫びるが、ブロディは
「謝る必要はない。あの、あそこ以外は完璧だったあの計画の穴を
見つけたということは誇ってもよいことだ」
と冷静に語り、私は感心する。

朝はコンビニで買ったソーセージパンとアイスミルク。
アイスミルクにちょっとハマる。
入浴し、日記つけ二日分。
オノから
「昨日Nさん、相当酔っぱらってましたよねえ?」
とメール。
「いじりまくりましたが、細部に至るまで覚えてたらどうしよう(笑)」
と心配していたが、Nさんから
「途中から記憶がないのですが、楽しかったような気がします」
とメール来たのでまず、安心であろう。

あと、DVDが出なくなった事務所のパソコンだが、
マドの指示で行った極めて原始的な方法でなんとかイジェクト
できたとの報告。極めて原始的な方法とは、電源入れて、
機械がDVDを読み込もうとする前にイジェクトキー連打、
というやつだったそうな。21世紀とは思えぬ対処法だが、
ともあれホッとする。

原稿書いている最中昼飯時分になり、
つけ麺でも、と出て近くの旭川ラーメンに立ち入ったら休息時間。
仕方なくコンビニで買った塩カルビヤキソバ。
なぜか飲みたくなったドクター・ペッパーと。

原稿、某社週刊百科事典の一項目。
超有名な某番組について書いてほしいとの依頼だったが、
短いページ数の中で、その番組が作られた由来、内容、そして
それがなぜ当時の日本人にあそこまで受け入れられたのか、その背景
までを解説してほしいとのことで往生する。
何度も構成を練り直して、書き上げてメール。
掲載媒体の特殊性ゆえ、著者校が出るのが7月、
発売は何と来年の2月!

完成させてメールしたら、もう6時45分。
明日の撮影関係で井上デザインに電話したりなんだりしていたら
7時を過ぎる。今日のロフトプラスワン『ざつだん人の踊り』、
時間ギリギリに入ってくれ(楽屋で話が盛り上がりすぎないように)
とのプロデューサーIPPANさんの指示だが、
ギリギリ過ぎる時間になるかも。

と、思って楽屋入ったら、まだ中野貴雄も河崎実も
来ていなかった。ホント、ギリギリだな。
二人ともすぐ来て、すぐさいとうさんの指示で壇上へ、
まだ中野監督は息を切らしているような状態で。

壇上での話は全部ヤバいところを切って、コミケで売る
予定なのでみなさんそれをお楽しみに。
神田森莉作曲(というか……)の『君が代』にはひっくり返った。
最近の右翼の好みを合体させたもので、街宣車で流せばいいと
思うのだが。
で、楽屋にはみんな1分もいなかったと思うのだが、それでも
サプライズいっぱい。
とにかく司会役として、大笑いさせてもらった。

お客、中の人さん、キマタンさん、キグルイさん等、マイミクさん多々。
あとと学会関係でしら〜さん、それからjyamaさんrikiさん
コンビ、もなポさん、さらには山口A二郎さん。
山口さんのプレ版『と学会結成秘話』ビデオ(トンデモ本大賞で
流す)の一部を予告編として上映。

『青葉』で打ち上げ、珍しく円卓が満席、奥の方へ。
奥が初めてという人たちも多く驚いていた。
こっちでの雑談の方が私は舌が回ってよくしゃべったような。
探偵ファイルのもなポさんに川田亜子アナの自殺や、
土屋アンナの元夫の死因などについていろいろ聞く。
なるほどねえ、という解釈も。
12時半まで、ワイワイ。
タクシーで帰って、メールチェック、明日の撮影、×時に
A4出口で、とのみで駅名を伝えてなかった。
自分の粗忽にアワアワとなる。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa