14日
水曜日
えろぐろけろっぴ
サンリオ、猟奇ジャンルで新商品!
※メディアファクトリー原稿 NHK打ち合わせ 食事会
神社のせがれで大道寺大、という若者が主人公の夢。
「上から読んでも大道寺大、下から読んでも大道寺大」
「大しか合ってねえよ」
みたいなやりとりがあった。
その実家の神社の鳥居の下を聖火がくぐることになり、
神主の祖父が大変名誉なこと、と楽しみにしていたのが
チベット問題で中止になり、がっかり……というような
ストーリィがあったと思うが目が覚めたら忘れる。
朝8時に起きて、日記つけなど。
母の都合で朝食は9時半。
赤茶のブドー数粒にオレンジ半個。
あと、アオマメのスープ。
雨蕭々、こういうときはコラム系の執筆は進まないが
創作系なら筆がノることを発見。
メディアファクトリーのもの、書き進む。
ここは筆がつっかかるかと思っていた部分が案外進むのに安堵。
昼はシャケ弁当、母がシャケのつけ焼きを、レンジで魚が焼ける
鍋、というのを使って焼いたもの。
これは自分用に買おうかな、とも思う。
いつぞや鰯を自室で焼いたときなど、匂いが数日間部屋中の
ものに染みついて往生したものである。
オノからメール。
『世界一受けたい授業』出演オファー。ただし、収録日が
6月7日、とトンデモ本大賞と丸かぶりで、やむなく断ったとのこと。
「なんでよりによってピンポイントでここなんですかね」
と嘆いていたが、いや、世の中そんなもの。
昼過ぎに雨は止む。
原稿書き進み、2時15分、家を出る。バス乗り継ぎで新宿〜渋谷。
車中、高原英理『ゴシック・スピリット』(朝日新聞社)読む。
ゴシックを論じようとする評論家の文章には、ゴシックオタク
特有の晦渋さがあることが多いが、この著者の文章は、
単語の選び方にやはりゴシック好き的な趣味はあるが、文章の
組立が極めて明晰で、頭に入りやすい。
東武ホテルで、NHKのYくん、Oくん、製作プロダクションの
人たちと打ち合わせ。奥の席ではキム兄がインタビュー受けていた。
『熱中夜話』、アキバ出張版出演の打ち合わせ。
収録は一回だが、番組は7月に前後二回に分けて放送予定。
テーマについて、いろいろと述べる。
ちょうど、ついこのあいだ、それについての持論を原稿に書いた
ばかり。従って非常に明快に話せて、みんなしきりにうなづいたり、
ソウカ、と声に出したりしてくれた。
そのあと、Yくんと今後のこと打ち合わせ。
NHKと某独占企業との間の驚くべき慣習とか、
また私の友人の出ている某番組の、なまじ視聴率がいい故の
大変さとか、あるいはその番組にゲスト出演した人物の月旦とか。
いくつか、番組作りの企画相談も。
終わって事務所へ。
オノと、私その他数名合同の誕生祝い食事会の件。
パクチーハウスに電話して、貸切でダメだった日の前日の予約を
入れるが、“ダメだった日も空きました”とのこと。
しかしその日はすでに別の用事を入れてしまっているので
前日に、ということで。
事務所で少し仕事するつもりだったがmixiが急につながらなく
なり、ダメ(家で書きかけだった原稿をmixiの“下書き保存”を
保管場所として使っているのである)。メールなど数通。
連載依頼が某所から来るが、あまりの原稿料の安さにちょっと保留。
ぶんか社コラム原稿、ゲラチェックして返信。
バスで新宿まで、そこから地下鉄で新中野。
今夜は麻衣夢ちゃんとjyamaさんを、わが家の食事会に招待。
飲み物などを仕入れる。
この寒さで、酒屋では日本酒が売れているようである。
7時ちょっと過ぎ、二人駅でバッタリ会ったということで
連れ立ってくる。
麻衣夢ちゃんのリクエストで洋食ぽいの、ということで
メンチカツをメインに、アスパラの薄切りポーク巻、
自家製レバーペーストなど。
『御利益』のこと、仕事のことなど、いろいろと話はずむ。
麻衣夢ちゃんの実家が道修町の生薬問屋であると初めて知る。
母も、今日は女性ばかりで、話題がそんなにオタク方面に
いかなかったせいか、機嫌よくいろいろと会話に加わった。
家メシらしく、座敷でみんなで『マルクスの二挺拳銃』の
ビデオを見たり、何か最近こういうラフなお招きをしていなかった
ので、アットホーム感覚が新鮮だった。
そんなに飲んだ記憶はないが、かなり飲んだようだ(翌朝の
二日酔いでそれと知れる)。
気圧のせいかもしれないが。