21日
水曜日
セ・パつまった事情
交流戦の集客力が落ちてるんですよ。
※プロント・プロントコラム原稿 朝日新聞書評委員会
朝、8時起床。
例により6時に目覚めてそれから2時間ウトウトという
パターン。夢は昨日の『ファントム・クリープス』を
そのままなぞったような内容。
起きて日記つけなどし、9時朝食。
スイカ2切、ブドー数粒。
アスパラガスのスープ。
明日の食事会のことを、母は聞いていないと言うし
私は確かに話したと言い、ちょっと言い争い。
どっちも物忘れの親分であって、
そういう二人がいくら言いあっても決着つくものでなし。
乾恭子ちゃんにお仕事関係連絡。
『おままごと』は彼女も気に入っているコントのひとつ
らしい。確かに、他のコントの乾ちゃんとはあきらかに
キャラクターが違う。
某社からアンソロジー本参加依頼。
7月刊行。これで7月は3冊刊行確定、ひょっとして4冊?
死ぬよ、それでは。
別のところからも催促、ただしこっちは9月刊行予定なので
いくぶん気が楽。
〆切おくらせていたプロント・プロントの原稿
コラム5本、大急ぎで書く。
途中で昼食、ベイシックなノリ弁。ノリとカツブシの香りが
よくて、ずっと仕事中もパソコンの脇に置いて匂いを愉しんでいた。
2時半、完成させてメール。
それからやっと、入浴する。
出てから、さらに原稿、トンデモ本大賞の冒頭の開会宣言の
ところを書き足す。
当日アナウンスをやってくれる子が都合で来られなくなり、
その子の穴埋めを他の人にやってもらうことになり、
そうなるとその人にやってもらおうと思ってたことを
他の子に頼むことになり、その他の子を使うなら……と、
風桶状態でひとつ、出し物が増えた。
5時15分、家を出てタクシーで新宿駅西口、そこから大江戸線
で築地市場駅。朝日新聞書評委員会。
博才(一発変換されたのにオドロイた。バクサイと読む。
“博打の才能”、の略である)を発揮、ココにみんな集中して
票を投じるだろうが、本の性質から言って本命ではあるまい、
というものに本命票を投じて見事GET、穴狙いは二冊のうち
一冊を落札した。双方とも“候補に入れるか入れないか、
最後まで検討された”作品だそうで、つくづく私の好みは
朝日新聞的ではないということだな、と苦笑。
弁当が日本橋『とよだ』のもの、創業が文久三年だそうな。
文久三年と言えば京都では八月十八日の政変で長州が失脚、
七卿落ちなどがあり、新撰組の内紛で芹沢鴨が暗殺されるなど
殺伐紛糾していたが、江戸は(清河八郎暗殺などはあったものの)
少しはのんびりとしていたのだろう。
これまでの弁当よりは確かに格段に美味(特に刺身)だった。
8時半から10時まで、『アラスカ』で雑談。
委員のK女史と共通の知人について話題盛り上がる。
そう言えば『週刊ポスト』今週号書評欄、執筆者がKさんと私、
作家のSさんなど朝日の書評委員がずらり、これは絶対狙って
依頼したわよね、と。
Kさん経堂にお住いで、パクチーハウスも常連だそうな。
世の中はホント狭い。
10時、ハイヤーで送られて帰宅。
上機嫌で40代最後の一日を過ごせたのは幸せなこと。
今日落とした本をチェックしながら、蕎麦湯氷ロックの焼酎、
あんかけ豆腐肴に。
あんかけ豆腐に絞った生姜汁の香気、風味、絶佳也。