ＣＧアニメです（レイ・ハリーハウゼン談）。朝７時起き。スイカ囓りつつ日記つけ。六花マネ（現在札幌旅行中）に、私の２２日の札幌での仕事はキャンセルになったと伝える。昨日新幹線の中で連絡あったもの。持ってきたところに力がないので仕 方ない。

　コミケ打ち上げに関して幹事のＩＰＰＡＮさんにメール。あぁルナの橋沢さんに京都での撮影についてお願い。前の公演の打ち上げで頼んでおいたのだが、時代劇経験（『新撰組！』にも出ている）のある人を一人キャストに入れておかないと着物の着付けから刀の持ち方にいたるまで、まるきり型にならない。細かい報告も梅田先生の 娘さん（マネージメント役）のところへメール報告。

　１１時半出勤。車中で週刊新潮、文春読む。昼は薫風堂からのお中元のホンコン焼きそば（箱で送ってきてくれた）と、豆のスープ。ホンコンやきそばは昔は立川談志がＣＭをやっていたほどの人気商品だったが、いまや北海道及び他の一部地域に残る だけ。北海道に残っているのはどういう理由によるのか？　原稿、ＳＦマガジン。２時半までにどうにかこうにかやッつける。綿密な考証とはさすがにいかないが、少なくとも読めるまでのものにはなる。急場の原稿は（編集部 はとにかく）自分的には逆に満足できるものになる場合が多いのである。

　タントンマッサージに飛び込み、揉んでもらう。途中で仕事の確認の電話二件。京都の山田さんからメール、やはり向こうでスタッフ、撮影場所等押さえるには８月半ばが限度とのこと。イマジカエンタテイメントに明日じゅうになんとか予算面、スケ ジュール面など打ち合わせ出来ないかと連絡。

　４時、タクシーで赤坂。イマジカスタジオで『世界一受けた授業』のセリフ足し。きっかり十秒で伝えて欲しい内容のメモ。自分で構成してセリフにし、録音。４テイクとる。説明口調のもの、くだけた会話調のもの、それぞれマイクを近くと遠くと。 終わって出たらスタッフが
「カラサワさんの場合、大抵最初のが一番いいですね」
　と。ＳＦマガジンもそうだったが私は出たとこ勝負派、か。紙芝居の音声編集もここでやることになるのだろうか。１０月は赤坂通い詰め、かな。

　二見Ｙさんからメール。仕事のダンドリのこと、その他いろいろ。
「昨日のおぐりさんは輝いていました」
　と。テレビカメラとおいしいお酒があると輝く子なのであろう。その二見の原稿、さらに一本。９時半に書き上げて、１０時、東北沢の寿司屋『一貫』。いつもは混んで入れない店だが今日は女性客一人。司馬遼太郎夫人にちょっと似たおばさんで、や たら元気に話しかけてくる。

　Ｋ子も来て、ヒラメ、クルマエビ、穴子、コハダなど握ってもらい、あとハタハタ丸干し焼きなども。ハタハタは一時資源保護のため数年間禁漁になっていたはずだと記憶するがが、その間、秋田では闇ハタハタなどが横行したのだろうか。１２時まで 飲んで帰宅。すぐ寝る。