8日
金曜日
われはアボット
第一条、アボットはコステロのギャグを邪魔してはならない。また、そのギャグを看過することによってコステロの機嫌を損ねてはならない。
第二条、アボットはコステロのギャグにツッコミで反応しなければならない。
第三条、アボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己のギャグを演じなければならない。(アボット三原則)
朝8時半まで寝てた。すぐ朝食。スイカとスープ。ロンドンの同時多発テロ、テレビを見るにさすがジョンブル気質というか、市民にあまり動揺の色なし。ここらへん やたらワーワー騒いで天をあおぐアメリカと違う。
母とまた少し話す。定期的、周期的に同じ問題の繰り返し。メール、テレビ制作プロダクション勤めの友人から、
「大槻教授のドタキャンのピンチヒッターしてくれませんか」
というお願い事。シャレで出てみようかと一瞬思ったが残念、収録日はすでに予定アリ。日記つけ、11時出勤。
週プレテープ起こし来ている。担当(まだ)Mくんから電話、こないだまとめて三本くらいやったネタ、今回はどれにするか打ち合わせ。で、こういうのは後回しにするとすぐたまるので早速とりかかり、まとめる。3時過ぎ、完成させてメール。
遅い昼飯。母手製のうなぎ佃煮で茶漬け。うまい。ラジオライフ、新連載ネタを出す。やはり古い資料というのは面白いなあ、と我ながら思う。このネタで書けるのかと思うとウキウキしてしまうようなものを発見すると特に。編集部とベギちゃんにメ ール。
ライターのねがっちから電話。
「ねがっ……Nさん」
と言ったら
「ねがっちでいいですよ」
と言われる。週プレのネタと次回対談スケジュールの件。
朝が遅かったのでもうここらで夕方になる。やはり早起きしないとダメだ。某件で某所にお願い電話、案外簡単に承諾とれてホッと。アサ芸Kさんから電話、次回は海 の日があるので〆切が一日早まるとのこと。ひー。
6時半、家を出てタクシーで新宿三丁目方面、おひさしぶりのドイツ料理カイテルで講談社FRIDAYの新旧担当引き継ぎ会。編集長、旧担当Tくん、新(現)担当Kくん、前副編集長Kさん。Kくんは大学が独文で、ドイツ語がかなりペラペラ。注 文を担当してもらう。
Kくんは結婚したばかりで水天宮にマンションを買ったとか。晩ご飯のオカズを三越本店で買うというのはうらやましいのか不経済なのか。そう言えばウェブ現代(現アフタヌーン)のYくんも恵比寿に家買っていて、さすが講談社、と言ったらTくん
「みんなけしからんですよ、編集長が朝霞なのに」
と。笑える。Tくん、私の日記にあった例の件、実は××なんでしょ、と。よくわかりますねえ! と驚いたら、“こっちはFRIDAYの編集ですよ”とニヤリと。 さすが、餅は餅屋。
仕事の話も少し。単行本が滞っている理由なども聞いて、困ったもんだと思う。早急に解決策を講じないと。白アスパラと生ハムのオードブル、スモークサーモン、ポテト炒め、クネーデル(肉団子)にソーセージ盛り合わせ、アイスバイン(これ、本日の絶品)にオムレツ。そこを出て、TくんKくんとのみ連れだっていれーぬへ。
金曜日とあってかなり混雑。同席お願いしますと入ってきたのがレオ澤鬼さんだった。村田らむくんタイホの話題、それからエロばなし。せっかく二丁目に来たのだから、とKくんとディープキス写真撮ったり。新婚なのに。12時、お開きにしてタクシーで帰宅。少し飲み過ぎ(カイテルでコーヒー焼酎おかわりしたのがいけない)。