10日
土曜日
怪傑ハリマヤ
果てない南の大空に、坊さんかんざし買うを見た。朝7時45分起床。朝食、トウモロコシとクレソン蒸かして、あとチェリートマト数粒。昨日の紹興酒がまだ残っていて、ややお腹がしぶり気味。午前中はずっとK子と二人、ペーパーを折ってはさむ作業。内職をしているみたいである。
12時半、カットハウス『クルーサウス』。外へ出ると空は雲ひとつない青空。明日も暑いな、こりゃ。カットについてくれた女性、話好きでいろいろと雑談。この店はこないだから閉店後もずっと、オゾンで空気を清浄しているんです、という。殺菌力がオゾンってすごいらしいんですよというので、菌を殺すってことは人間にも影響があるんじゃないの、と言うと、ア、やっぱりそう思います? よくお客さんにもそうツッコまれるんですという。冗談はさておいて、オゾンは窓をしめはなしの夏などは夜は発生器を切って、濃度を下げるなどしたほうがいい、など、人体への影響について、ちょっと教えたり。この店はコンセプトとしてそういうものをすぐ取り入れるらしく、ドライヤーがマイナスイオン発生装置つきなんです、と言い、ほら、髪がかけたあと、しっとりでしょうと自慢する。ただの水蒸気噴霧器付きなんじゃないかと思うが、それに関してはツッコミは入れず。
今日になってカットハウスへ行くのは、やはりコミケを前にしての武士(オタク)の身だしなみか、と思い帰り道苦笑。単に延びすぎてうざったくなっただけなのであるが。昼は桂花でターロー麺にする。帰宅して、ペーパー折り続き。さらにコピーしたものを袋詰めにしたり、なんやかんや雑用。日曜は大疲れであろうと思い、電話して月曜のマッサージの予約までする。人生でこんなに前準備を入念にやったことはこれまでなかったんじゃないか、とまた苦笑。受験のときだっていきあたりばったりであった男なのに。
5時15分、家を出て東新宿。三次会の場所をとりあえず予約しようと出向く。こないだ目星をつけておいた店に行くと、韓国人の店員さんが、ココの店はシェマイ、シェマイね、と言う。断るつもりかと思ったら、そうでなく、歌舞伎町の方の2号店にしろ、と言う。幸永からの距離は同じ程度なので、そっちの方にする。案内してくれたこれも韓国人の兄ちゃん、韓国人にしては珍しく日本人と雑談するのが好きらしく、今日ハ花火大会デスネ、キレイラシイネ、と話しかけてくる。マダ見タコトナインデスヨネと言うので、韓国にも花火というのはあるのかと訊いたら、日本のように大がかりなのはない、と言うことだった。一応、店を確認し、予約してひと安心。場所もまあ、わかりやすいので大丈夫だろうと思う。
ヘテから伊勢丹で買い物。明日、荷物持ちのバイトさんに来てくれる二人用の弁当や、朝簡単に食事をするためのサンドイッチなど買い込む。お盆で人がいなくなったかと思ったが、いやもう凄まじい人出。やく・みつる夫妻を見かける。妙に行く売場が合致して、やたら何度も遭遇。
荷物がやたら多くなってしまったので、一旦帰宅。大急ぎでネットに三次会のことを書き込み、それからタクシーで参宮橋へ。クリクリで、金成さん歓迎の裏モノ中心の食事会である。絵里さんに、明日、神田山陽真打披露興業を聞きにいかないかと誘われるが、他の日の都合はどうあれ、明日はダメである。今日のメンバーは金成さんはじめ、Gさん、黒さん、GHOSTさん、鈴之介さん、開田夫妻、気楽院さん。K子が料理から酒まで万端とりしきり、野菜中心で進めておいて、最後に羊のローストが出る。パーティ料理としてはまず、天下一品というところだろう。話題の人たちのことなど、雑談も多岐多彩にわたり、書くといろいろ危ないので秘密としておく。明日に備えて10時には解散、ガンバローとエールあげて。