裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

18日

月曜日

ガテン落語

「まあ、大工とか植木屋とかばかり出てくるしなあ」

※原稿書き(再稿)

朝ふと目が覚めるともう11時近く。
普段は目が覚めると5時とか6時なので、いきなりのこの
熟睡は何だ、と驚く。

起き出してメールやりとりなど、いろいろ。
本日、田の中勇さんの通夜なので、葬儀場にお花を贈るべく
手配など。

どたばたで朝食は摂らず、ジュースのみ。
もともと今日は母が出かけているので12時の昼食はナシ。
バウムクーヘンとミルクコーヒーの軽食を昼過ぎくらいにとって、
朝昼兼用とする。さまで空腹も感じず。

小林繁、浅川マキ、そして郷里大輔と訃報立て続け、とても
追討記事、追いつけるものにあらず。郷里氏は自殺ということで
さらに悲哀感が高まる。しかも刃物による、というのは
只事でない動機があったと思われる。何があったのか?

小林繁氏はあの“空白の一日”のことを、出会った人全員から
言われるのを非常に気にしていたという。
浅川マキ氏は70年代アンダーグラウンド・シーンとばかり
自分の歌を結びつける評論にウンザリしていたという。
とはいえ、やはりどんなに本人が嫌がっても、世間というのは
人をそのように標本箱の中に展示して数行の記載をつけて
これがこの人というもの、と規定してしまう。
世の中とはそういうものなのだろう。

家を出て新中野駅方面に歩く。
ローソンでチケットをとっていた佐藤歩出演の『悪の娘〜戦慄の
ジェミニ』を受け取る期限が今日一杯だったので、近くのローソン
まで行ってとってこよう、と思ったら……何とそのローソンが
無くなっていた。しょうがないから、別のローソンに、と思って
鍋屋横丁を歩くが、ファミリーマートやセブンイレブンはちょこちょこ
見つかるし、デイリーマートまであるのにローソンが見当たらない。
仕方なくバスに乗って新宿まで行き、西新宿のナチュラルローソン
でやっと換券。こんな手間取るとは思わなかった。

ついでだから、と京王デパ地下で買い物し、帰宅。
帰宅途中で某社から電話、出した原稿、一部ネタに
以前出したものとカブりあり、とのこと。うわ、ウッカリしていた。
定番ネタを取り上げる場合、こういうことがよくある。
そこだけ書き換えようかと思ったが、面倒くさい、全部書き直し
ちゃえということになり、帰宅してすぐ別ネタを準備して、
ダダダと書き出す。8時に書き出して10時45分に原稿用紙10枚分、
書き上げ。こういうときは燃える。迷惑かけた分、前回の原稿より
面白くしなければいけないという気持ちもあり、力入ったものになる。

書き上げて、夜食。
酢辣湯を作る。中華だしでスープを作り、中に干しシイタケの
繊切り、豚肉薄切り、アサリ剥き身、ブロッコリ、黄ニラ、豆腐
などの具を入れて煮る。煮上がったら調味酢を入れて味を整え、
片栗粉を加えてとろみをつける。最後に胡椒と辣油を足す。

それとカツオの手こね寿司。カツオの切り身を醤油と酒を割って
ショウガの絞り汁を加えたものの中に数十分漬け込み、
酢飯に煎りゴマ、大葉繊切り、生姜繊切りを混ぜ込んだものの
上にカツオを乗せ、よく飯と混ぜる。最後に、上に刻みノリを
たっぷり。

それでホッピーやりながら、頭が疲れているので、もう100回は
見たようなコロンボなどを見る。2時、就寝。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa