接着剤会社での会話。

※同人誌製作作業　『ビストロコントmenu２』

朝９時半起床。
窓の外からカーテン越しに漏れてくるあかりの凶暴さが
わかる。外はギラギラであろう。

朝食、最後のメロン、アオマメのスープ。個人的に“グリンピースの
スープ”と書きたくはない。子供時代に読んだ小野正吉の本（雑誌の
記事だったかな？）に書いてあったその表記を読んで、
“おいしそうだなあ”と口につばきが湧いた思いがいまだにアタマの中に
あるからである。あと、柑橘類を“一顆、二顆”と表記するのは
江國滋の本からで、何となくこう書くとみずみずしそうな気に
なるというせいであるし、夢声戦争日記に“ブドー”を食うくだりが
あり、そこが実に印象的な部分だったので、ついブドウと書かず
“ブドー”と表記する癖がついてしまった。
もちろん、原稿ではそんな表記はしないが日記では自分の好きな
（自分がうまそうに思える）書き方で記したい。

自室に戻り、同人誌原稿用の図版をアップし、キャプション原稿を
書く。最近のスキャナーはしかし画質がいいなあと感心。

平行して、あまりと言えばあまりなことになりかけている
部屋の片づけを行う。山積みになっている雑誌などをやっと始末。

１時、昼食。目玉焼を乗せた茄子カレー。
茄子のカレーを食うと夏、という気分になるのは何故か？
母から、北海道の豪ちゃん（親戚でトマト農家をやっている）から
送られたフルーツトマトをみんなにおすそわけして、と一ダースほど
もらう。

自室にもどりさらに作業。
やっているうちに、今日中に出すことになっていた別の同人誌原稿
を書く時間が切迫してきて、あわてて中断し、メール送信モードの
ところにいきなり書き込む。

６時家を出て、阿佐谷ロフト。
楽屋にフルーツトマト差し入れ。
テリーがえらいうまいと言ってくれた。
ルナティック『ビストロ・コントmenu２』。
第一回は入院で行けなかったのだったっけ？

お客の入り、三々五々入ってきてまずまずのものになる。
ムカつくというのでなし、怒る筋合いもないことなのだが
多少“何だい”という気分なこと、この場にいないある人物に対しあり
（この日記に名前が出ている人じゃないですが）。
コントは例によりグダグダ風だが、取調室コントなど、かなり笑えた。
私はビデオ紹介で壇上に上がったがトーク、こっちのノリがイマイチ
でただダラダラ延びてしまい、ダメ。こういうことも珍しい。

冷蔵庫マンさんがゲスト。
本日、こないだの演芸大会の賞金で作った新衣装がお目見え、の
はずだったのだが、製作する特殊メイクアーティストさんが
急遽、某アイドルの主演番組で彼が顔につけるマスクを作らねば
ならなくなってしまい、間に合わなかったとか。残念。

Ｔくんから楽工社の新人編集の女性（この会社で女性の新人は
初めて）に紹介される。昔新宿ロフトプラスワンでアルバイトして
いたそうで、私の企画のときも注文とっていたとか。
あと古舘のＹさんなどとちょっと話。
こないだ講演仕事をしたときのＭさんもいた。

終ってから、Ｔ社のＡくん、それと山口Ａ二郎さん、冷蔵庫マンさん、
ハッシーと久しぶりに『じげもん』。
現在月イチで出演しているＣＳの番組が毎週になってＤＶＤも
出るとか、目出度し。いろいろと話聞きつつ
久しぶりに焼酎ロックのお代わりなどを過ごす。
ヤバい人との付きあい方、みんな苦労してるんだなあと。
話盛り上がってふと気がついたら２時過ぎ。
ハッシーと相乗りでタクシーで帰宅。