14日
火曜日
リア・ディゾンのくたびれ儲け
日本売り出しに奔走したプロダクションのこと。
※平山亨先生と打ち合わせ
朝9時15分起床。
寝汗甚だし。風邪続いているか、あるいは体力がまだ
回復していないか。
下半身はいつものことだが、ぼんのくぼのところから
吹き出る感じで汗が出て、うっとうしいことこのうえない。
ただし風呂を浴びたときの快感は倍増し。
9時半朝食、昨日、“明日は新聞休刊日”と何回か繰り返して
記憶していたのに、やはり朝は習い性で新聞受けのところに
足を運んでしまう。手をつっこんで何もなく、
「あ、今日は」
と気がついたときのあの感覚。
朝食メニューはバナナジュース一杯、夕張メロン一カット。
このところ、昼に腹が空かず、弁当を使うのがいつも
2時過ぎとかになる。今日は2時に用事があるので、
急いで食べる。三色弁当。
タクシーで西武新宿駅。
15分ほど早くついたのだが、すでに平山先生、
いらしていて、W氏と上映会の打ち合わせなどやっておられた。
その後を引き継ぐ形で。
監督のS氏を平山先生、お連れになる。
某企画の相談。
S氏も含め、いろいろと手を考える。
お心子供の如く、な方なので、現実問題をいくつか提示、
その打開にどうにか手をつくそう、になる。
ただし、この不況は逆にこういう業界にはいい方向へ向く場合、
ままある、という意見で一致。
S氏からは極秘情報も聞く。へえ。
それぞれ、やるべきこと打ち合わせ、別れて渋谷へバスで。
事務所で某MLに書き込む。“押してダメなら引いてみな”と
言うが、これがどっちにしろダメ、という立場もある。
いささか進退窮まるという感じで悩む。
とりあえず仕事。
テレビをつけたら中川財務大臣の言、やたらに確信ありげで、
初めてこの人が大物に見えた。この恐慌状態、乗り切る自信
があるのか?
リア・ディゾンがいきなり妊娠・結婚発表。
今日、仕事の件で彼女を“ダメ例”として出したばかりだったので
ホントにダメだなこの子、と呆れ驚く。事務所は株式市場ばりの
大恐慌状態ではないか?
電話あり、久しぶりの人。
風邪という日記の記述に心配しての電話だった。
こういう何でもない会話の安らぐこと。
7時半、事務所を出て自宅へ。
サントクで買い物。
トンカツを買って煮カツ、それから冷奴に明太子(ごま油と
ダシ醤油を加える)、シソと海苔と青ネギの微塵切りを
乗せた明太奴。
原稿メモ整理しつつ、後半はコロンボものを原語で聞いたり。
『パイルD-3の壁』に出てくるマッサージの女の子、
日本語をしゃべっているのが奇態。