11日
日曜日
コミニスト宣言
われわれは熱狂的田中小実昌ファンであることをここに宣言する!
※本多きみ夫人インタビュー
朝やはり起きだし難く、10時近くまでベッドの中。
気力ないわけではなく、中で携帯つかって連絡とったり、
メモつけたりしているのだから、さっさと起き上がればいいものを
ダラダラして起きだせないのは、心臓系の薬がカテコールアミン
分泌を抑えて、テンションあげるのを妨げているのだろう。
モーニングサージ予防の副作用というわけだ。
今日は朝の利尿剤服用を控える。
本多監督夫人・きみさんのお宅を訪問する日であり、
出先でしょっちゅうトイレに立つのは失礼にあたる。
11時、ブランチ。
カレーライス。母は朝にカレーを食わせるのを恥じているようだが、
モーニングカレーは最近流行りだし、ダイエットにも効果ある
らしい(?)。
入浴、日記つけ、原稿など。
あわただしく用意して、1時、新宿へ。小田急でお茶のセットを
買い、手土産代わりにする。小田急線急行で成城学園前。
駅が1,2年来ないうちに改装されて、ちょっととまどう。
駅前の喫茶『アルプス』、いかにも成城の高級喫茶という
感じなのは変わらず。早めに入って、インタビュー案を練って
いたら梶田興治監督が来られ、久闊を辞す。
奥様を亡くされたそうだが、耳が多少お悪くなっていらっしゃる
他はお元気で、スタイリストなことも変わらず。
開田夫妻、Tくんも来て、タクシーで本多邸へ。
奥様、今年で91歳(!)とのことだがお元気。
犬のゴンも元気だったのが嬉しいが、もう一匹、黒いのが
いたのは死んでしまったとのこと。
さっそく本題に入って、いろいろとお話をうかがう。
以前聞いた話もさえぎることなく、記憶の糸をたどっていただく
よすがとして話し続けていただく。
この世代の方は、話していいことと悪いことのけじめを
きちっとおつけになる。本木荘二郎のことなども、関係者がまだ
いらっしゃるから、と、なかなかこれまで話していただけなかったし
今回も言葉を濁されたところがあったが、それでもエピソードをいろいろ
伺えたのは幸甚。ゴジラのエピソードは敢て(自然に出てくる話以外)
聞かず。むしろ、周辺事項を話していただきたいと、質問もそこらを
中心に。開田さんのフォローも得て、6時近くまで3時間以上、
ご高齢にも関わらずまったく疲れたご様子見せずに話していただけた。
お若いころのツッパリお嬢さんだったころのエピソードなどは
微笑ましい。
感謝してお宅を辞した頃にはすっかり暗くなっていた。
小田急で新宿まで戻り、南口の『鳥茂』で。
一階の席はまるきり空けて、二階をギュウ詰めにする方針、
ご飯物を雑炊以外置かないという方針、確かに焼き物は素材の
選択が凄く、うまいのだが、何となく高ピー的で気に入らず。
お値段も4人で入って一人五千円以上になった。
もっとも、話は盛り上がった。
帰宅、K子が掃除しておいてくれた。
届いた荷物類などをチェック。
資料ビデオなど見ているうち(ご飯物食べなかったので)小腹が空いて、
冷凍庫に一年くらい前の讃岐うどんがあったのを思いだし、
その具の冷凍エビ天と一緒に辛めのツユを造って茹でて、啜る。
エビ天は油焼けしているだろうが、ここまでツユを辛くすると、
わからない(笑)。
就寝1時半。