裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

20日

火曜日

ミンダ・ミンダ

♪もしも僕がいつか君と出会いトゥーンを見るなら

※『ピンポン!』収録、『ミランカ』収録

朝7時半起床。入浴、洗顔。日記つけはスンナリすむが、タイトルの駄洒落に腐心。やっと思いつくが、ちと剣呑なもの。

朝食、8時半。リンゴのヨーグルト和え、パンプキンスープ。9時半、ハイヤー出迎え。オノも同乗、TBSへ。北口から入ろうとするが、すでにここ、電子ロックになっており入れない。また正面口に戻る。『ピンポン!』二度目の出演。

メイク中に、今日のニュースのうち二つに何かトリビアを披露して欲しいと頼まれるが、そうそう面白いネタがすぐ出てくるわけもなし。朝のうちにでもメールしてくれれば仕込んでくるのに、とと思う。オノの携帯からググってみるが、なかなかいいものなし。とりあえず、手持ちのものをコジつけて使うことに。これで冷や汗をかき、せっかく春らしくというコーディネートで着ていったオレンジ色のシャツが汗でにじんでしまい、黒に着替えることになる。これからも呼ばれるようなら、一揃い“午前中の番組用の”服が必要。

そんなドタバタがあったので、番組内でのコメントも不調。自分でイヤになる。もっとも、今日は番組もちょっとドタバタあって福澤アナもあわてていた一場面あり。

タクシーで送られて上馬。次が水道橋博士のネットテレビ『ミランカ』の『博士の知らない裏ばなし』。昼飯を食ってなかったので近くで、と思うが、2時過ぎでどこのレストランもランチタイム終わりで夜まで店を閉めている。詮方なくガストに入るが、ここが馬鹿混み。他に店がないからだろうが、客がひっきりなしなのに加えて、店員が二人しかいないてんてこ舞い状態。収録に15分、おかげで遅刻。まったくの住宅街にあるスタジオで、奇妙な造り。

宮崎哲弥さんとは初対面。だいぶ印象と異なる。博士と宮崎氏でひとしきり時事ネタばなしをやった後、ゲストとして割って入り、疑似科学をテーマに。かなりよく話したが、しかし時事放談みたいになってしまい、笑いほとんど取らず。これも大反省点。

いろいろ今日の二つの収録で自分の至らなさを悔いつつ、事務所へ。DVDデラックス原稿書き、万博公園取材のポイントを書き付け、さらにオノ通しでマドに、金沢講演の資料のDVD焼きこみを依頼する。

明日は大阪。今日の反省会も含め、オノとバーバラにメシをおごろうと
和の○寅へ。2万5000円のシャンパンを勧められるが、それは何かお祝い事あるときに、と言って、まずビール。初鰹、鯛、それぞれ造りで食べたあと(鯛は塩でしめたあと塩抜きをしたという凝ったもの)、ブリの塩焼き。さらに自家製肉じゃが、ローストビーフなど次から次で、結局白ワインと赤ワインまで空けてしまった。ま、ゲンなおしか。最後はタケノコ飯。

帰宅、メール等チェックして、海野弘『秘密結社の世界史』など読みつつ寝る。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa