19日
木曜日
夕焼け小焼けの小篭包
おわれて食べたはいつの日か。
朝、6時に目が覚めて、起きて日記などつける。その後、もう一度ベッドに入り、8時半まで寝る。寝ると言っても脳は目覚めていたらしく、DVDのボックスセットなみにいろんな種類の夢を見た。何とか筋らしきものがあったのは、妙に雑然としたスタジオ内で、若い女性が猛烈にこちらにモーションをかけてきて、嬉しいやら周囲の目が気になるやら……という色っぽいもの。
9時、朝食。スープとピオーネ、柿。この果物メニューも今日で切り替え。明日、札幌からナミコ姉が来るという。mixiニュースを検索。松本零士氏が槙原敬之の歌詞を盗作として謝罪請求したとのこと。
「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」(槙原バージョン)
「時間は夢を裏切らない、夢も時間を裏切ってはならない」(松本バージョン)
だそうだが、私は不勉強なことに『銀河鉄道999』の中にこんな台詞があることも知らなかった。槙原側のコメントに
「そんなこと言うなら『銀河鉄道』ってタイトル自体宮沢賢治のものだ」
というのがあったのに笑ったが。
http://www.sankei.co.jp/news/061019/sha007.htm
↑ニュースサイトでこんなの見つける。被害者女性にはまことにお気の毒で、しかも恐怖の体験であったとお察しはする、ものの、しかしスラップスティックで笑ってしまった。
今日も予定が三つも入ってギチギチ、原稿も書けない。せめてもと午前中はパソコンの前に向かってギリギリとやる。4時からの『創』対談、岡田さんが極端な鬱になったためひょっとして出来ないかも、との報せ。1時出宅、新宿でC&Cのカツカレー。ルーがまず立ち食いとしえは結構なものだけに、カツが(肉がスプーンでちぎれるくらい柔らかいのはいいとして)レンジで温めました、という感じが露骨なシナシナの衣なのは残念である。
3時、時間割。I井D、オノ、イニャハラの四人で『ポケット!』打ち合わせ。話が濃くなることはまあ最初から想定内にして、果たしてどこに落とすか、どこから始めるか、の算段。飲みながら、の方が話はまとまるような。
岡田さんなんとか今日OKとのことで、そのまま話し続け、到着と共に席を移行、編集のKさんも来て『創』対談。米澤さんの死去から“オタクとビジネス”に話を持って行く、という予定なるも、ほぼ米澤さん追悼のみで終る。
それから仕事場に戻り、しばらく原稿。幻冬舎に6枚半、書いたもの送る。その後、オノ、バーバラと共に渋谷ネクサスへ。バーバラ曰く
「私たち、助さん格さんみたいですね」
と。
今日も20人以上の聴講者、ありがたし。第二シーズンはもっと広い教室にしようとバーバラはもくろんでいるようだが、しかしこれくらいの人数の方が“ここだけの”話はしやすい。岡田さん、久保さんが聴講してくれていたので、岡田さんに最後の五分(もっと話してもらおうと思ったのだが、時間枠いっぱいにしゃべりすぎた)お話をお願いする。例の、王様、軍人、学者、職人の区分けによるもの。これを聞くと、大枠から攻めて行こうとする岡田さんと、実例から行って枠を実感させようという私の違いが如実にわかるなあ。
その後、オノ、バーバラに加え、マド、大内、久保の総勢6名(いよいよテレビの水戸黄門みたいになった)を連れて、軍鶏料理屋(おしゃれな店)で食事。ワイワイと。店はスカしているし持ってくるのは遅いし注文が通ってなかったりするし、ではあったが、軍鶏は肉が締まっていておいしかった。焼酎黒○を一本とってみんなで空ける。