裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

17日

火曜日

巨乳の敵は今日の友

お互いつるぺたマニア同士だな!

上記のダジャレ、最初は“世にも巨乳な物語”と思いついてググったら、もうここでやられていた、というか本当にそういうAVがあるらしい。↓
http://www.globetown.net/~makun/adult/japan.html
中野監督作品も何本かある。私が最高傑作と思っている『俺、はまってるぜ』はないけど。しかし、宮崎アニメみんな好きだなあ、と感心。個人的には『おもひでぺろぺろ』で吹き出した。洋モノのところも傑作揃い。『ムスコ・オブ・ゾロ』のきれいなまとまり方と、『L.A.股間吹いてらっしゃる』の無理クリさが共に好きである。風俗・エロサイト系でも宮崎アニメは大人気。『風の谷のナニシタ』は大したことないが『平成ソープ合戦ち○ぽこ』には不覚にも笑った。

朝7時目覚めベッドの中でぐずぐずして8時起床。入浴、洗顔、服薬後朝食。パンプキンの濃厚スープ、ピオーネ、柿。オノから毎朝届くスケジュール、今週後半もぎっしりでちょっとダレる。日・月は空いているので、ここには何も入れず原稿書きたい。

午前中をもっと活用したいのだが、最近はダラダラ。いかんいかん。原稿書きと、今日の対談仕事の準備、どちらも半チクになってしまう。弁当、シャケと肉入り卵焼き。バーバラから昨日のコメントまとめたものがメールされてきたので赤を入れて返す。

2時15分、家を出て丸の内。三菱ビルにあるカンファレンスルームにてコナミの『パワポケ』対談。『サイゾー』のお仕事である。開発プロデューサーのF氏と対談。パワポケは渡り鳥シリーズのパロディとかが豊富で私向けというか、子供には許ネタが絶対わからんやろ、というようなギャグばかり。それで私が呼ばれたというわけ。サインをFさん、またスタッフの人から何冊も求められる。
「ウチの女房にも……」
というのもあった。女性ファン(既婚者)に案外自分のファンが多い、というのはここ十年くらいの発見である。対談はお仕事としてこなすが、あまりやったことのない分野の人だけに苦労した。

それでも思っていたよりは順調にすんで、帰りがけ、サイゾーの方から、別口の企画のことで今度連絡します、とささやかれた。前に話のあったものであるが、すっかり忘れていた。

事務所に帰る。何か今日はもう仕事したくない。が、しないわけにもいかない。mixiメールで大橋博之さんから頼まれ事。と、いうか、前にニフティで来た依頼メールに速攻で返事を出したのだが、届いていなかったらしい。オノと、東文研の今後の事業計画につき、ちょっと話し合い。いかに能率的に仕事を進めていくか、という話。

マッサージ行きたいとおもっていたのだが、だらだらとネットで資料読み込みなどしていたら期を逸してしまった。某反自民系文筆業の人のブログなどを読んで時間を無駄にする。相手を罵倒したあとに(爆笑)とかつけることで自分の優位が演出できると思っている奴はまず、ダメである。虚勢にしか絶対見えぬ。そう言えばパソ通時代の白泉社の細田均もよくこれをつけていた。

11時、タクシーで帰宅。途中で運転手さんに、感にたえたような口調で
「NHKからお乗りでしたがアナウンサーさんですか? いいお声ですねえ」
と言われる。NHKにこんな格好のアナウンサーはおるまい。私は自分の声としゃべり方が嫌いで嫌いで仕方がないのだが、人はいい声と褒める。言われるといい声なのかも知れぬ、と思ってしばらくはいい気分になる。次に自分の声を聞くまでは。

11時半、サントクで買った鉄火巻きの寿司、クサヤ干物などで酒。黒ビール一カン、一の蔵。この一の蔵が大変に美味くて驚いた。12時、このあいだ途中までで出かけてしまったNHKスペシャル『プラネット・アース』を見る。お気に入りのミミック・オクトパスの登場シーンはあれだけだった。ホオジロザメがオットセイを一噛りにするシーンの迫力はすさまじいものがあったが。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa