4日
水曜日
話してわかるITじゃない
音声認識ソフト入れてないし。
朝8時起床。雨が降るやら降らぬやらといった半チクな天気である。おまけにゆうべの酒が残って体長最悪。9時朝食、温かいホワイトアスパラガススープ、ミカン、ブドー。
パソコンに向かうもまったく筆を上げられず。気力なし体力なし。
こういう日には何を言われてもダメ。諦めてくれ。
昼はカレー。レンジで温めて、弁当箱に入った飯にかける。仙台のあのつくんからの到来ものであるブロッコリがあったので、それを一緒に。うまい。
以前、作品を評論した漫画家さんのサイトを見つけたのでちょっとのぞいてみたら、日記で私の書評を
「こちらがぜひ気づいてもらいたいと思っていたことがきっちりまとめてある」
と大変喜んでくれていた。こちらも嬉しい。で、私の書評とほぼ、同じような視点で伊藤剛くんもその作品の評を書いたらしい。私のようなものと視点が同じではいかんのではないか、伊藤くんとしては?
結局、自宅を出たのが3時過ぎ。振り込みせねばならぬところが一件、あったので通り沿いの郵便局に行くが、以前もそうだったが振り込み窓口三つが三つとも、貯金だの保険だのの相談をしている主婦、婆さんたちでいっぱい。20分以上、10人以上が待たされていた。
振り込み専用窓口でも作ってくれないかなあ。
事務所で打ち合わせ。それから時間割。幻冬舎トテカワYさんと打ち合わせ。いつも顔を輝かせているYさんの表情が死んだようで、いかに私の原稿遅れがひどいかを物語っている。こっちもガンバっているのだが、内容的に詰まって、このままでは、という感じになっている旨を説明。打開策をいろいろ考える。話しているうちに、こないだの楽工社との打ち合わせで出した構成案を、ちょっと形を変えればこっちにも
応用できる、と気がつき、
「これこれという形では?」
と話すと、初めてYさんの顔が輝いて、
「あ、それいいじゃないですか」
となり、そこから一気に構成の原形が出来てしまう。やはり打ち合わせは大事だ。一人でうなっていても全然まとまらぬ。
遅れたつぐないに、今夜中に構成案と章立て見本の新版を出します、と約束。左談次の会に行けなくなってしまう。仕事優先。しゃあないか。
すぐ帰宅、家で構成をひねる。内容にあわせて持ってくる事例と、それを書く資料が揃うかというリサーチ。家にない(あるいは書庫のどこかにもぐりこんで出てこない)ものをアマゾン、ネット古書店などで数点、注文。9時過ぎに完成させてメールする。やれ、やっと見通しが立ってきた。
母の室で夕食。ホッケの焼いたの(母の北海道みやげ)、豚肉の網焼き、豚汁。缶ビール小1本半で妙に酔う。気圧のせいか。それ以上飲まずに、ネットでの資料調べをちょっと続けた後にベッドにもぐりこむ。
不義理した方々に陳謝。