裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

17日

水曜日

メモ

朝6時半起床、入浴、ミクシィ見ると皆神龍太郎氏参加している。どんどん知人・友人の参加者が増えていってる。ミクシィ日記は最初、このサイトの日記のメモ代わりに始めたのだが、今やなんか、あっちの方が主になってしまっている。7時26分、朝食。岐阜から到来の柿、キャベツ、ラ・フランス、紫イモ数切れづつ。黒豆ジュース。荻島真一死去の報。58歳。役者としてはマスクも演技力もなかなかあったと思うが、いかんせん、線の細い人だった。60年代に大瀬康一主演で大ヒットした伝説の番組『隠密剣士』が70年代はじめにこの人主演でリメイクされたが、雑誌の取材はほとんど、リメイクでも同じ霧の遁兵衛を演じる牧冬吉の方に集中していたくらいだった。8時15分、バスで通勤久しぶり。コンビニでちょっと買い物して9時10分仕事場。原稿、ダ・ヴィンチ1時アゲ、モノマガジン5時アゲ。昼はオニギリ(昆布)。ザ・ワークスKさんからメール、今年はもうないと思っていた鈴木タイムラーの収録、12月29日に急遽、入る。スタジオが1月は埋まってしまってるので、と いうことらしい。おぐり助手のスケジュールは大丈夫か? 30日(コミケの日)で なくてまずよかったとは思うが、二人とも連日の大車輪になるな。モノマガ原稿メールの後、さすがにちょっとバテる。ダ・ヴィンチ、先日出した評論の方のゲラが送られてくるので、赤入れして戻す。おぐり助手からは、“29日に収録というのは何か「仕事納め」という感じがしていいですね”とメール。8時、新宿。紀伊國屋書店前で快楽亭と待ち合わせ樽一へ。いろいろつまみながら、いつぞやそれ記念で寄席までやりながら延期になっていた、文化庁の事業での快楽亭の韓国行きの件を聞く。壮行会やるんで人を集めてくれと頼まれたが、明日から旅行だし、ちょっと難しいかも。ところで、快楽亭のおかみさんは、いきなり“私はソルボンヌ先生を尊敬する”と言いだしたそうな。要するに亭主のサイフをしっかり握って、全てを管理しているあのやり方こそ、フリー職業の男を亭主に持つ女房の鑑だ、ということらしく、すっかりマネージャーとなってあれこれ快楽亭に仕事回してコキ使っているとのこと。苦笑、というか爆笑。帰宅、10時半ころ。あまり長くは飲まなかったが、かなり酔った。

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