7日
月曜日
ショッカーを越えて行こよ
デストロンの青春。朝7時半起き。朝食、カニ棒と半熟卵のサンド。午前中に週アス、手直ししたもの送る。他にメールの返事などいくつか。さすがにいろいろ溜まってる。打ち合わせ予定も次々入る。NTTドコモに電話して、携帯電話の番号差し止め依頼。K子が“何か新しい雑誌でいらないのないの?”と言う。例の闘牛百科書店に売りに行って小遣い稼ぎしているらしい。
11時、九州のと学会員平川氏から電話。“今、中野につきました・・・・・・”おいおい、早すぎないか。12時だろ。電話などあってすぐには出られず、中野に到着したのは12時ちょっと過ぎ。共著者の川添氏に偶然会って、同道する。“平川さん、一時間も前に着いていたらしいですよ”“ああ、彼は待合せに遅れたことがないんですよ”そらそうだろう。お二方とグリンアローNくんと、昼メシ食いながらにしましょうと外へ出る。中野のこのあたりは駄菓子屋あり仏壇屋ありおでん屋ラーメン屋ありで、いかにも雑然とした商店街でいい感じ。古本屋で『まがじんはうす』という店がある。Nくん、“僕、会社クビになったらここで働こうと思ってるんですよ”なるほど、やめてどうしたのと訊かれて、“いまマガジンハウスにいます”と答えれば、聞く方は勝手にカン違いして感心してくれるだろう。
近くの丸井のレストランフロアで、中華食いながらいろいろ話す。川添氏は九州男児らしくマイペースで落ち着いているが、平川氏は念願の出版打ち合わせでかなり興奮している様子。とりあえず、この後の本作りに関しては私を飛び越えてやってかまわないですから、と言っておく。『男の部屋』の編集のM嬢と挨拶。この出版社は美 人が多いよなあ。
まんだらけとか寄りたかったが仕事残しているので帰宅。原稿書き。メディアワークスTくん、ノーザンクロスIくん、NHKYくんなどから次々電話。SF大会ボケのアタマがいささか混乱。まあ、通い大会だった分、ボケも軽度ではあるが。行けなかった企画をのぞいた連中から報告メールもいくつか来て、読んで笑う。
夕方4時ころから気圧が急降下、体及びアタマがピクとも働かなくなり、ベッドに倒れ込んで読書。M・ハンチャー『アリスとテニエル』(東京書籍)、河合雅雄『森林がサルを生んだ』(講談社文庫)など読了。6時ころから大カミナリ、窓の外でそれこそ花火大会のようにビシャッ、ダガダガとうるさいうるさい。7時過ぎから大雨となる。その中を外出、船山でK子と食事。カマスの刺身が絶品。カマスというのは水っぽい魚で、だから一夜干しで水分を抜いて食べるのが昔からの知恵なのだが、新鮮なものであれば、ひと塩して身を締まらせ、刺身にすると風味満点なのだという。帰るころにはすでに雨、あがっていた。