21日
木曜日
ダレ日
快楽亭は今日が手術日だったな。・・・・・・しかし中野カントクといいブラック師匠といい、このところ友人連ご難続き。
女房が電話でマンガ家の加藤礼次朗に聞いた話では、この数カ月の中野カントクは、以前のハイテンションぶりがまったく見られず、だるいだるいをずっと繰り返し、ペットボトルのコーライッキ飲みを2本連続でやっていたそうな。回りも病院行くことを勧めたが、のばしのばしにしていたらしい。
「こないだねえ、カラオケで糖尿縛りでみんなで歌ったのよ」
「・・・・・・それでも友人か。あんたらは鬼や!」
「あんたはどうなのよ」
「いや、いまカントク原作でマンガを連載してるんですけどね、これが完結してから死んでほしい」
「どっちが鬼だ〜」
今日はダレてダレて仕事すすまず。渋谷センター街に出て、昼飯なにを食おうかなあ、と考えつつ、あの店この店と心移りがして、結局まずい回転寿司ですますハメになる。こんなことならうちで食えばよかったに。
渋谷古書センターに行く。昭和30年代のエロ雑誌が安く(と、言っても相場に比して、で一般人にはなんで古エロ雑誌をそんな値段で買わねばならん、といった値段)並んでいたので、2万円ほど買い込む。
ホームページの新刊案内とか、もっと充実させねばならないのだが、日記と一行知識くらいしかいじる余裕がない。一行知識とかは盛況なので、まだ開設一カ月にもなってないが、少しリニューアルの計画をたてる。
学陽書房、メディアワークスからそれぞれ進行状況伺い電話。うう。こういうものはイキオイなので、いくら気ばかりあせっても筆を降ろせない。そのテンションが飽和点に達するのを待つしかない。ここらが一番つらいところ。
二見書房の原稿内容などいろいろノートにつけて考えながら、いつの間にか夜になる。9時にK子とブックファースト前で落ち合い、メシ。中華風フランス料理という店へ行く。フランス料理をハシで食わせる。黒米のリゾット、などという珍物が出た。