1日
金曜日
だらだらの日
気がついてみたら仕事を全然してない一日だった。
午前中はHPのメンテ。電話数本。それだけ。うーむ。小林信彦の『横山やすし 天才伝説』のラストあたりを必要あって再読してたら何か考えこんでしまい、今日一日で三度くらい読み返してしまった。
昼過ぎ、パルコブックセンターで長山靖生『鴎外のオカルト、漱石の科学』を買って、上のタイ料理屋でランチ食べながら読む。
2時、喫茶店で朝日新聞社学芸部と打ち合わせ。お気に入りの雑誌を紹介するというコーナーのこと。『SFマガジン』をやりたかったのだが、自分が連載している雑誌はダメと言われ、『彷書月刊』にする。『トンデモ創世記2000』が面白かったと褒めてくれた。
帰って、しばらくベッドに横になって、また『天才伝説』を読む。この本には書いてないが、やすしが女性マネージャーに殴られたという番組『スター爆笑Q&A』に立川談志がゲストで出たとき、やすしに
「あなたもそのうち凄絶なる最期を遂げられるんだろうから」
と言ったことがある。その“予言”に、やすしの死のとき、ちょっと恐ろしいものを感じた。そう言えば凄絶なる最期を遂げそうな人物が自分の回りに何人もいるなあ。
鶴岡法斎からHP見たと電話。裏インターネット関連で流れているオモシロイ話などをいろいろ聞いたり教えたりして笑いあう。二人でドリフターズの『飛べ!孫悟空』の記憶を徹底してほじくり出す。つい長電話してしまい、句会の予約をしに行く時間がなくなってしまった。
8時、新宿。K子と待ち合わせててんぷら食べるつもりが金曜日で満員。隣の和食屋に入る。マツタケのコロッケというようなゲテものを食わされた。