7日
木曜日
しろばんば東
湯ケ島で育った少年がやがてたけし軍団に入ってコメディアンになるが、淫行で失脚するまでを描くドラマ。
※文サバ塾第二期第一回
朝8時起き。入浴、猫のエサやり。9時朝食、柿、ミカン。コーンスープ。鼎談原稿の脚注の補遺、など。どうしても人名で検索してもわからない人がいる。
小さなことなのだが、繰り返し、頭の中にあるシチュエーションのドラマが浮かぶ。YouTubeを見るように何度もなんども、頭の中でその場面や人物、セリフが現実の記憶のようにリピートされる。ノイローゼ気味かな、とも思うし、このイメージで逆に真のノイローゼになるのを防いでいるのかもしれん、とも思う。
昼はキャベツ。もう飽きた。体重は始めて三日目で確かに一・五キロほど減ったが。今夜の文サバ用の講義レジュメを作成する。代々木アニメーション学院倒産とやら。『ヨガリ・アニメーション学淫』という風俗店(実在)はこれからどうするのか、などと思う程度の反応。そう言えば一度、原宿校でオタアミの公演をやったがマイク及びスピーカーがひどい音しか出ない代物で、こんな機材しか用意できなくて、声優とかアニメ撮影とかの勉強ができるのかしらんと思ったものだった。
5時くらいに出社。もう真っ暗け。レジュメを印字して、6時半、同じ渋谷ネクサスの新教室で文サバ塾第二期目第一回講義。年末でちょっと出席率低し。第一期のときはその前にロフトプラスワンで宣伝イベントをやったし、告知も徹底していた。一週も間をおかずに第二期を始めるというのは無謀過ぎたのではないか、と思う。ただし、内容は充実、自分でもそう思うしオノやバーバラも絶賛。
聴講に来てくれていたバーバラの知り合いのMさん、その知り合いで携帯調査サイト経営のTさんのお二人と一緒に道玄坂で飲もうとするが、台湾料理屋が最初いっぱいでダメ、次の韓国料理屋でも列で並んでおりダメ、次の寿司居酒屋でやっと座れる。そしたらそこの女店員さんが中国人。“やはり渋谷は国際的だ”とみんなで。
で、入った店の名前が『すしだらけ』。姉妹店に『すしまみれ』があるそうで、そのネーミングに驚く。たまたま、突き出しが野菜のあんかけみたいなもので、白い液体がどろりとかかっているもの。“まみれ”という語感とこの突き出しの見た目とが、このところ仕事で見ているドグマのAVの場面と重なり、何か笑い出してしまった。
注文を取りにくる女店員さん、典型的な中国娘の顔で、言葉遣いがていねいで明るく、しかもちょっとドジっ子。名札に“劉”とあるので、オノや私で劉さんカワイイ、と盛り上がる。M氏もそう思ったらしく、“下の名前は何ていうの?”とか訊いていた。
店の名前とかは変だが、値段に比して味はまずまず。受講料代わりとMさんがおごってくれた。有難いことである。ベロで帰る。三日連続ベロ。K子が帰宅して掃除などしているので、ちょっと話す。これから、また仕事場に帰ってそっちに籠るそうである。どういう執念なのか。