まがまがしくあらぶれるそのたかきおとのなみ（超音波）もてあめのしたくにのものことごとくきりさきにげまどふものどもそのするどきはもてかみちぎりたまへくらひたまへと朝6時半目覚め、7時に起床。昨日書きかけだった幻冬舎小説原稿、書く。8時入浴、洗顔。9時朝食。コーンスープ、バナナ一本、ブドー数粒、イチゴ三粒。テレ朝のスパモニ、春の改変以降まるで面白くない。野村真季アナも赤江アナに比べて表情が硬く、暗く、アドリブがきかない。まあ、今後どう慣れていくかだが、このごろは途中でCXに変えることが多くなった。

今日は『ポケット』収録、12時半集合。11時45分には家を出るべく、原稿書き。原稿の受け渡しは4時なのだが、事務所のプリンターが今、故障で使えないために、家でプリントアウトしていかねばならない。

20枚予定のところ、区切りが18枚半でついたのでそこまでにするが、ここで時間が11時半。それからプリントアウトを開始するが、これが紙がなかったり何故か途中でプリンターが止まったり、やれ大変。家を出たのが12時になる。赤坂TBS到着、10分遅れ。

子供電話相談室などに使う第6スタジオ。『花まるマーケット』『奇跡じゃないってば！』のK川Pが陣中見舞に来てくれていて、赤坂『しろたえ』のシュークリーム詰め合わせ（20ヶ！）を差し入れてくれる。しろたえのシュークリームは有名らしく、オノと海保アナが歓声をあげていた。

海保アナが今日は2時アガリ厳守なのでさっそく収録に。CD、カーナビーツの『チュッ！　チュッ！　チュッ！』を持ってきていたら、ナカミのCDがない！急いでS川くんがCD室からとってきてくれる。このCD室というの、ぜひ一度私も行ってみたい。
第二回収録、お題は『手帳』。意識してゆっくりと（あくまで当社比だが）しゃべり、また話題もオトナっぽく。この場合のオトナは昭和40年代くらいのオトナであり、ネタが濃いというわけではないところがミソ。エロではなく“ピンク”なのである。30分きっちりで終わらせたかったが編集でつまむところも入れておかねば、と思い五分ほど延ばす。

本編の次がエンディングコント、これはまた海保さんの独り芝居。それからポッドキャスティングをちょっと前回より長めに撮って、それ用の前降りも入れ、2時ジャスト。

終わったあと、I井DとオノとS川さんとで雑談。番組の流れでピンクばなしとか、いろいろ。とり・みきの話になり、I井くんが昔やっていた進研ゼミのテキストのイラストがとり・みきで、
「勉強のテキストには似合わないなあ、と思った」
とのこと。私のときにはやはりどこだったかの学習テキストの挿絵が吾妻ひでお（二日酔いダンディの頃の）で、やはり同じように
「この人の絵は勉強が終わった息抜きのときに見たいな」
と思ったもの。成田アキラがやっていたという話も聞いたが。

小腹がすいたので近くの叙々苑で『牛丼ランチ』。なるほどちゃんと“肉の味”がする牛丼。そこからタクシーで帰宅、いろいろとメール等で連絡。

二見書房Yさんから連絡、次の仕事の話。来週かさ来週にでも打ち合せ。あと、いろいろと人の話。礼儀とか、うるさく言うやつに限って、その人の下の者は礼儀がなっていないことが多い。うるさい奴のいう礼儀とは大抵“自分に対する礼儀”であって、それさえきちんとしていればご機嫌のため、そこの下の者は何も言わない第三者に対する礼儀に関してはまったく気を配らない（上から“誰それに対して失礼だろ”と言われて、はじめて“自分の上に対する”礼儀で第三者に礼をつくす）。もっとも、私自身も礼儀はまるでダメな人間なので人のことを言うのは天にツバすることになるが。

NHKBSから電話、『シネマの扉』に出演依頼。最近NHKBSからのお仕事多々だな。語る映画は『マイティー・ジョー』。公開時に週刊ポストで映画評したのを見たのだろう。ちょっと出て話せばいいのかと思ったら2時間回すとか言われて驚く。

4時、時間割にて幻冬舎トテカワYさん。初回分原稿読んでもらう。大いに褒めてくれたのでホッとする。“絵が浮かぶ”という感想もわが意を得たり。そのつもりでわざとビジュアルフルに書いているのである。今後の概要を話し、また次の受け渡しも打ち合せる。あと、猟奇コミック本、新作はミリオンで書き下ろし、以前ミリオンで出した『こんな猟奇でよかったら』を幻冬舎文庫に下ろす相談。TBSでもらったしろたえのシュークリームの残りをあげたら、キャーと歓声をあげていた。女子に対し、そんなに効果のあるブランドなのか。Yさんは今度談笑のところのフワリさん、うちのオノと三人で飲み会をするそうであるが、連絡メールのタイトルが
「第一回酒豪女子親睦会」
とかになっていてビビっている。この二人あいてではいいオモチャにされそうだな。

また少し仕事。アイフル全店業務停止のニュース、まあお約束でどうするアイフル〜とつぶやくが、これ、いま借りていた人はどうなるのか。借り得ってことか？

6時半、マド来てくれる。仕事場プリンターの修理である。6時45分に講談社との打ち合せで出るが、その前にプリンターまわりをちょっと片づける。どこから迷い込んでいたのか、ひからびたトンボの死骸などが出てきた。

銀座へ。7丁目『清風名月』でK子、講談社K村くん、T橋くんと。一緒に来るはずだったK所さんは仕事で来られず。K子と、『トリビアな日々』FRIDAY連載打ち上げと、『週刊現代』移行の件について。これに関してはK所さんにプッシュをお願いすることにする。

K村くん、T橋くんの漫才みたいなやりとりを聞きながらワイン、こないだの“プピーユ”と、それのちょっとお高い“プピーユ・アティピック”というやつ。料理はフォアグラのソテー、マグロのカルパッチョ、マッシュポテトのグラタンにイベリコ豚のスペアリブなど。いろいろ忙しく立ち働いた日だったので、ワインちょっと回る。大声で四人でバカ話していたので店に嫌われなければいいが、と後でちょっと心配になる。タクシーで帰宅、今日はK子も無事、二日酔いにならず就寝。