3日
月曜日
マリみての後の心にくらぶれば
昔は萌えを思わざりけり。朝8時に起きる。K子は7時に起き出して朝ご飯作って食べているが、私は寝る方をとる。入浴、朝食9時。カブとタマネギのスープ、イチゴ、オレンジ(ジューシィで美味)。
午前中はフィギュア王原稿、なかなか面白いものに仕上がる。ついでに、こないだ幻冬舎と話しあった本のテーマにもちょっと触れられて、なるほどこういう風に書けば……という自分へのサジェスチョンとなる。もっとも“〆切りが今日の午前11時”というのには間に合わず。昼過ぎになる。
二村ヒトシさんから恵贈受けたアダルトDVD(開田あやさん妄想監修)見ながら弁当(牛のタタキ、焼きタラコ)、豆もやしの味噌汁で使う。飯食いながらこういうもの見るというのも奇妙なものですな。
2時、事務所へ。“春”を絵に描いたような天気。今年初めて、暖房つけずに一日を過ごす。今日から引っ越しのバーバラが来ていた。いろいろと部屋の使い方を教える。先払いで家賃もらう。ちゃんと電話ノートなどまで用意してきているハリキリ様。
脚本第一稿、書きはじめる。まだキャスティングで大体頭の中にある役柄のところから。まだとっちらかりで、次第々々に形が整い始めてくるのはちょっと先だろう。
アサ芸今日じゅうにやらねばと思い出して、急いで書く。書きたいことはまだあったがページ数がそこで尽きた。今日は朝のフィギュア王にしろこのアサ芸にしろ筆が進む。春のこの気候のせいであろう。マリネラ王国にすめば大多作作家になれるな。
7時半、家を出て東北沢。jamaさんと待ち合わせて『和の○寅』。打ち合わせもあり、最初個室に入るが、今日の気候のせいで中が暑い。jamaさん、懸案の件につき、詳細な全体を通してのプロデュース案を持ってきてくれた。なるほど、私がぼんやりと考えていることをビジネス用の文章にするとこうなるのか、という感じ。この方式の利点は、基本方針(最終目的)がしっかりと見えてくるので、そのための具体的な方法とその有効性がはっきり見えてくる、ということだろう。欠点としては、これ見ただけでもうプロジェクトが完成したかのような気分になってしまうこと。いくら見通しが立ってもアイデアが出ても実行に移さなくてはどうにもならぬ。これにそっての立案を4月中にやって、ひとつひとつ実現させていかなくては。
個室を出てカウンターで食事、生牡蛎と焼き牡蛎、春野菜と稚アユのてんぷら、サザエと竹の子のバターつぼ焼き。初ガツオのカルパッチョ風。春の味覚を満喫。イクラ焼きを注文したらもうシーズンではないと言われた。私は北海道育ちなので、イクラなんてものは一年中あるもんだと思っていた。最後の〆はウニ茶漬け。かなり酒を過ごして、私もjyamaさんもかなり最後はへろへろ。
「しっかりやっていきましょう!」
と目をうるうるさせながら握手しあって、タクシーで大原あたりまで送り、帰宅。頭の中がいろんなことでイッパイイッパイ。