裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

16日

月曜日

竜馬がヌく

 おりょうたんハアハア。朝7時45分起床。先に朝食、バナナとカボチャスープ。それから風呂。疲れが腰にちょっと来ている。体重が減っているので負担はかけてないつもりだが。ミクシィのコミュに久しぶりに書き込んだりして10時半出勤。

 いろいろ雑用であっという間に昼過ぎる。昼食、納豆に卵スープ。12時半にはなまるの資料受け取りにTBSのMデイレクター来て、すっかり忘れていたのであせる(あせったので本日SFMにバイク便出すのをすっかり失念)。使う書籍数冊を渡し て、夕方にもう一度デジカメ写真など取りにきてもらうことにする。

 それからあわててアサ芸『こんなニュースに誰がした』原稿。2時間ほどかかって3時、400字詰め換算6枚、脱稿。しかし、この連載引き受けるとき、毎週時事問題を取り上げるのってネタ探しがつらくないか、と思っていたのだが、つらいどころか、取り上げるべき事件が多すぎて、落とす方が大変である。しかも事件の推移が激しいから、一週間前に原稿をアゲても掲載時にはもう情報が古くなっていたりする。 せわしない時代になったもんだ。

 送ってからあわてて資料等準備して時間割、イマジカエンタテイメントのF氏、S氏。河崎カントクの『兜王ビートル』のパンフいただく。製作が遅れたのがかえって幸いして、当初は挟み込みの予定だった私の原稿もちゃんと記載されている。
「河崎さんの映画のパンフとしちゃ一番豪華な出来なんじゃないですか」
 と驚く。カントクの実家のフグ料理屋に行った話など聞いて笑う。この人といい加藤礼ちゃんといい、老舗の息子型のオタクと、私や岡田さんのような、成り上がり系 の家のオタクの比較というのも面白い研究課題かもしれない。

 好美のぼる先生の作品数冊を預け、私の企画であるところの紙芝居ものの資料を見せる。本当はカッチリした企画書を渡したかったのだが時間がなくて完成しなかったので、それは来週、ということに。こういうときには忙しいのがうらめしい。しかし口頭で話した企画そのものにはノッてきてくれて、
「京都で撮りたい」
 という案にも賛成してくれる。Fさんは昔ゴーストとして太秦で『必殺!』シリーズの脚本など書いていたことがあるので、人脈などもあり、スタジオ等にもくわしいとのこと。コレハ頼もしい。三人ちょっと盛り上がって、いい感じの打ち合わせになる。よっしゃ。

 別れて帰宅、家ではなまるマーケット用のトリビアを出し、メール。それと、わが家の書庫の写真をデジカメで撮影。母が来て居間(とは名ばかりですでにビデオ置き 場と化している空間)の掃除をしてくれる。それを後に5時、また時間割。

 おぐりゆかと週プレNくん(ねがっち)とで『名もニュー』対談。今回のククリは『怪食物』。おぐりがアメリカで見たピザの食べ方の話が“へぇ”度高し。その途中でTBSのMさんデジカメ受け取りにくる。残念ながらトリビアで出したサランラッ プネタはスポンサーがライオンなのでNG。

 6時に終わって、おぐりと二人で東武ホテルロビーへ移動。今度はIPPANさんとモナぽさんと待ち合わせて東京大会打ち合わせ。四人で『華暦』へ向かう。打ち合 わせ少々、雑談多々で盛り上がり。

 IPPANさんの実に楽しそうな表情や多弁が印象的。イベントの魔魅に目覚めた人の表情である。お造り盛り合わせ、めごち唐揚げタルタルソース(ちょっとタルタルで食べるのはもったいない気が……)、いか一夜干し、それとおでん。おでんの出 汁がみなに好評、おでん出汁雑炊がさらに好評。

 10時、駅までまだ話し続けながら歩く。地下鉄組と別れて私のみJR。別れ際に おぐりがわざと大声で
「カラサワシュンイチさんだってバレないように気をつけてくださいねー!」
 と言ったら、ホントウに
「あ、トリビアのカラサワさんですか。何かトリビア教えてください」
 と言ってくる人がいたので
「バレたじゃないかー!」
 と大ウケ。美容師だというので美容関係のトリビア、なんだかいいかげんなこと教えて別れる。渋谷の美容師さん、アレ、ウソだぞ。帰宅、ビデオ、DVDザッピング しながらまた水割り缶飲んで12時過ぎまでにベロベロ。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa