31日
日曜日
紫スケブ
「『光源氏×藤原惟光本』のファンです! スケブお願いします!」
※書き下ろし原稿チェック 『ルナティック演芸グランプリ』決勝戦
朝8時起床。
ゲホゲホ、ヒーヒーひどし。
起きだして原稿、今日はなかなか進まず。
9時半朝食、スイカ、コーンスープ、コーヒー。
弁当おにぎり、食欲ない身には有難し。
とはいえ、お腹は空くのだ。
トンデモ本大賞台本。11時に送り、書き下ろし原稿チェック。
原稿書く途中で気圧、というか雨のせいだろう、猛烈な眠気。
1時50分、結局2/3で。
もっとも後半はちょっと論旨展開に無理あり。
全面書き直しが必要になる。
2時半、雨足強くなる中下北沢。
今日は最終決戦。
中澤隆範
オールイン西本
呑娘
ガッポリ建設
ドラモンド
土井よしお
エディー
SeLIM
冷蔵庫マン
それにルナから琴ちゃん、岡っち。
本多さん、腰を痛めたとかで来場が遅れ、ハラハラするが
なんとか間に合った。ハッシーはやはり、2日続けて朝帰りだった
とのこと。今日のMCはテリーとNC。出演者より面白い場面もあり。
やはり昨日までの予選で力使い果たしたか、パワー落ちている
出演者が多かったのは残念。特に土井さんは予選のネタが素晴らしかった
だけに! しかし、これ、30年近く前の
『お笑いスター誕生』でも同じ現象があったこと。
そんな中で、予選を上回る出来を示したエディーさんと冷蔵庫マン
さんの評価は上がる。
SeLIMは変わらずマイペース。私はどうしても贔屓したくなるが
しかし、演芸大会で唯一演劇やっている、という感はあり。
一番面白かったのは、終ったあと、藤木吾呂さんとNC赤英が
宇宙論を語り始めて、途中でテリーが“やめろっ!”と怒鳴りつけた
ところ。まったく観客も何も置いてきぼり。いや笑った。
咳の発作が出て死ぬかと思ったほどだった。
終ったあと、演劇祭と同じく本多劇場の物置でグランプリ選定。
グランプリは審査委員(私、ハッシー、本多さん)一致で冷蔵庫マン、
準グランプリはエディー、唐沢俊一賞もエディー(パントマイムという
地味な芸でこういうところの決勝に残るのは嬉しい)、
審査員特別賞はハッシーの大きな推挙で中澤さん。
グランプリ賞金は1000万ドン(ベトナム通貨。日本円に直すと5万円
ちょっと)。冷蔵庫マンさん、以前テレビで一緒に仕事した特殊メイク
アーティストの人が、5万円あればいろいろギミックのついた冷蔵庫の
スーツを作ってあげると言っていたとのことで、それに使うとか。
バラシの後、ネバーネバーランドという沖縄居酒屋で
打ち上げ。こういう打ち上げによくいる、どういう人かわからない
お客さんもいた。ハッシーは中澤さんのニュース解説ネタを
売りだそうとしているらしい。冷蔵庫マンの飯塚さんもこのネタは
絶賛していた。冷蔵庫マンの素顔はと学会のKさん(反物質さん)
に似ている。
打ち上げはいつも夜明けまでになるのだが、体調不良で、同じく
へろへろのハッシーの誘いに珍しく乗って、タクシー相乗りで
11時半ころ帰る。H・I・Aの『権狐芝居』の校長先生、
豊嶋任世さんが律義に見送りに来てくれていた。
*受賞者のお三方。