ちいさなエロを
笑ってＲ指定
こんな映画を

※日テレ打ち合せ　宝島社インタビュー　ＮＨＫＢＳ打ち合せ　
チャーリーハウスさよなら食事会

朝９時起き。
８時半ころ、多分クリーニング店のチャイムが鳴るが、
応接間と寝室の間のドアを保温のため閉め切っていたので
よく聞こえず、あわてて出たらもう諦めて帰ってしまったところだった。
悪い事をしたもの。
携帯で朝食の報せが来るが先に入浴。
９時４５分朝食。
リンゴ３片、イチゴ３粒、ホワイトアスパラのスープ。

部屋に帰って日記つけ、メール連絡等。
佳声先生長野公演、本人のＯＫがとれたとのこと。
長旅が負担にならなければいいが。
オノからのメール依頼で時間割に電話、年内の営業最終日を訊く。
スケジュール入れるのに必要なのだとか。

昼飯は弁当、焼肉と卵焼き。
ご飯にふりかけをかけて食べる。
味噌汁はジャガ芋。
パチスロ必勝ガイドＳくんから電話、次回ガンダムのはずが
版権いろいろうるさく、インディジョーンズに変更できないかと
先日メールで言ってきた。
「インディジョーンズならどんな方向ででも語れるのでまかせろ」
と大言壮語する。

２時に時間割で日テレ打ち合せ、タクシー飛ばして渋谷。
この前の打ち合せでネタ出しをすると言っていたのだが
年末進行でドタバタし、まだ出来ていない。
それが気詰まりだったが、向うの方も年末の事情を察してくれて
仮のネタでいろいろと打ち合せ。
非常に面白くまとまる。
バーバラも打ち合せで時間割にいた。

仕事場に戻り、連絡事項いくつか。
４時、仕事場に別冊宝島のライターＦ氏とカメラマン氏来訪。
次の宝島ムックのために精力剤の歴史についてインタビュー。
いろいろと語る。聞き手側も優秀なせいか、楽しく話せ、
また、向うの思惑（ライターというのは、たいていインタビュー
前に“こういう風な話を聞けるだろうからこういう風にまとめよう”
といった前構成をするもの）をまるきり裏切る意外性のある話も
出来た。こっちが資料として提供した虫類の酒、それから
精力剤記事の載っている昭和２０年代の『夫婦生活』など撮影。

Ｆ氏の専門は新興宗教だそうで、いろんなところに体験入信も
したことがあるそうである。いま話題の神世界について逆にちょっと
質問。本にまとめたらぜひ読ませて下さいよとお願いしておく。

コミケに送った荷物の送り状が見当たらなくてひと騒ぎ、それから
ようやく見つかった送り状に不備（日時記載がない）あってまた
ひと騒ぎ。年末のドタバタである。
『クイック・ジャパン』からアンケート依頼のＦＡＸ。

入れ替わりにＮＨＫのＹくん来、４月の番組の打ち合せ。
さっきインタビューで“男性のインポテンツは……”というような
話をしたすぐその後で、国営放送局の（ＮＨＫは公共放送だ、
と文句が来そうだな）番組の打ち合せという
スイッチングがなんとも。
二本分の打ち合せを一気にやる。

終わって、さてチャーリーハウスのお別れ飲み会。
出がけに『プロント・プロント』編集部から電話、
来年のネタ出しについて。いや、しかし間際までいろいろと
入ることであるよ。

Ｙくんは奥さんを拾い、私は東武ホテルで朝日新聞のＫくんを
拾い、オノはマドと連絡を取り合って、総勢６人で。
さすがになごりを惜しむ常連客がずらりで、４５分ほど、
店の前で待つ。幸い、６人並んで座れた。
腸詰とビールで乾杯。
木のカウンター、入り口ドアの“引”という字体のレトロモダンさ、
どれももう失われると思うと涙が出る。
お母さんの話では、三十年の間に三回、店内全部に紙やすりをかけて
お色直ししたことがあったそうだ。

私は最後のチャーリートンミンには雪菜とたけのこトンミンを選ぶ。
定食、最後に一食残っていたのはＹくんの奥さんのユキコさんに
アタリ。ラッキーである。腓骨の旨煮ソースかけ飯。
ユキコさん大感激。さすがにこの数日は８時過ぎても店をあけて
いる模様だが、大行列にオノとＫくんが
「裏モノ日記もこの盛況に拍車をかけているんじゃないですか」
と言う。まさかね、とか笑っていたのだが、お客さんの一人が
帰りがけに、
「実は大学時代この店に通い詰めていたんですが、カラサワさんの
日記読んで閉店と知り、駆けつけたんです」
と、サイン求められる。ホントにいたとは。
国際特許の事務所をやっているとのことで、何かありましたら、
と名刺をいただく。株で儲けて特許をとって、大金つかむか。
お母さんとも記念写真とって（Ｋくんに撮ってもらったので
掲載は後日）、名刺交換してお開き。
最後の心残りは（てっきりもう売り切れと思って）蒸し鶏を
頼み損ねたことだったな。

さて、それからは（当初の目的通り）Ｋくんのホッピー童貞を
失わせるという企画だったが、年末で、どこの店も満員。
仕方なく、下北の虎の子におしかけて（20分くらいであく、と
いうので井の頭線使ってゆっくり行く）、途中の酒屋で
黒ホッピー一本仕入れて持ち込み。
焼酎を頼んでこれで割って飲ませるが、
「なんか気の抜けたビールみたいですね」
と言う感想で、不評であった。

馬刺、シシャモとサンマのスモーク、和風カッテージチーズ、
自家製塩辛、ミョウガの卵とじなど料理はどれも好評、
ただしＫくんは競馬ファンなので馬刺は馬に操を立てて食べない
（馬え田に連れて行かないでよかった）。
マドとオノにはいろんな仕事を頼んだコンミッションとして
馬刺が定番。馬で動くというのもなかなか。
ユキコさんはこのあいだ、知り合いの声優さんとチャイナハウス
で紹興酒二人で二本、開けて記憶を全く失ってしまったとか。
それでも今日も伊佐やとか、梅ブランデーとかをおいしいおいしい
と飲んで大はしゃぎ。話題弾んで１２時くらいまで。
キミちゃんによいお年を、と挨拶。
睦月さんがロハで手に入れたというロデオマシーンはキミちゃんの
持っていたやつだったらしい。Ｋ子が仲立ちをして睦月さんの
手元に行ったということ。不思議な縁である。
私はそのままタクシーで帰宅。
メールチェックするが、提出した企画、好評との報せ。
ヨシ、と力入る。年内に打ち合せ、またスケジュールが詰まる。