破綻後は下宿屋でもしようかねえ。

※幻冬舎新書原稿アゲ　朝日書評ゲラチェック

朝７時半起き。どうしてもこれより早くは起きられないな。頭痛軽減なるも油断できず。シャワー浴び、ネットざっと流し見。

９時朝食。札幌の豪貴から漢方薬届いている。これで生きているようなものである。朝食は野菜コンソメとヨーグルト、イチゴ。

日記つけ（これも外せぬ）、幻冬舎新書原稿、
「これで最後の最後ですからね」
と言われた〆切を二日も延ばしてしまっている。今日は何としても、と馬力かけて（死語）。

新書原稿というのは結局、“あれを捨てこれを捨て”になる。最初、あれもいれてこれもいれて、と準備していくうちに、結局パンクしそうになる。最終的に、流れのみを重視して、用意した素材の半分くらいしか入れられなかったが、その分、非常にスッキリしたのでは、と思う。出来れば新書であっても凄まじい奇書である三木成夫『胎児の世界』みたいな、凄いものを書きたいが……それはまた、別の企画として。

昼は母の室で野菜スパゲッティ。牛肉とエビの細片の入った、実に安っぽいものなのだが、そこがいい。食べてまた原稿。担当のトテカワも、だんだん原稿が入っていくのに声が明るくなっていく。

朝、某マイミクからメール。心傷めていた件で。嬉しい情報もあった。救えた人間は救えたが、まだ救えていない人のことも近く話しあわねばならぬ。本気で、あそこはどうにかしなくてはならぬか。

とはいえ、片づけなくてはならぬ雑用も多々。５時、渋谷の事務所に出る。講談社週刊現代にネタ出し呈示。朝日書評、担当Ｋ氏のメッセージにヒントを得てちょっとゲラで改稿。資料本、アマゾンより多々。受け取るはずの売り物ＤＶＤは結局スレ違いで受け取れず。

新資料を持って、自宅にトンボ返り。白夜書房のパチスロ雑誌原稿のネタ指示。それから幻冬舎最終章、そしてあとがき。１１時に最後の原稿を入れた。半年間〆切を延ばしてしまった原稿だったが、まず、肩の荷を下ろして金沢へ旅立てそう。

まずはささやかに祝杯を、と黒ビールあけて、タラバガニ爪、あんかけ豆腐で。淵田美津雄『真珠湾攻撃』（ＰＨＰ文庫）と対象しながら『トラ・トラ・トラ！』を見る。セリフとかはだいぶこの本からとっている。田草川 弘『黒澤明ｖｓ．ハリウッド 『トラ・トラ・トラ！』その謎のすべて』も読みたいのだが、取り寄せてみたら分厚いのなんの。

飲み過ぎて１時半就寝。明日、大丈夫か。頭痛も復活だがだいぶ馴れた。