20日
火曜日
萌えは遠くへ来たもんだ
この先どこまで行くのやら。
最初は冗談かと思っていたんだが……。
※『創』ゲラチェック、カスミ書房さん打ち合わせ。
ネコババした百万円が全部旧札で、使えるか? と首をかしげる夢見て目が覚める。泥棒した夢は縁起がいいというがどうかね。
朝8時半起床。急いで入浴。9時朝食。青豆スープ、伊予柑、リンゴ。ヘアカットに行こうとエドエドに電話するも、休み。そう言えば火曜だった。
『創』オタク清談テープ起こし原稿に手入れ。かなりこれ読んでまた憤慨する一派が出てくるだろうな、という内容を私はしゃべっているな、と手を入れながら苦笑。どうかしちゃったのか。
2時、地下鉄で新宿、用をちょっと足して事務所へ。昼飯を食い損ねたので東武ホテルでランチ。いつものステーキランチが、今週はハーブ特集ということでハーブソースのかかったヒレステーキになっていたが、いや、肉の小さいのに驚く。しかもハーブソースってのが飯にあわない。胡椒と塩をかけてそれで食う。
3時、時間割。廣済堂出版Iくん。『唐沢俊一の雑学王』見本刷り。装丁はいつもの通り井上デザインだが、金銀を使ってシンプルかつ大胆。さすが。3月5日あたりからの書店並びだそうである。コンビニ本のゲラも渡されて、これで2日発売の『三丁目の猟奇』と並び、3月の出版ラッシュの準備も整った、という感じ。収入も確保されて、ややホッと。
コンビニ本と言えば、こないだ事務所に届いたCOMICリュウを読んだら、知らないうちにタイトルが『トリビア兄弟の本当にあった悪趣味な話』となって、3月10日発売とか告知されていた。編集からこちらに何の連絡もなし、非常識である。
Iくんとは、今年後半から来年にかけての出版企画もちょっと話す。
事務所に帰り、講談社に図版ブツを送る準備。扶桑社から電話、こっちも進めなくてはならない。仕事が忙しいのは結構、これをストレスと感じないように意識を持っていかないといけない。体に疲労がたまりすぎると、意識が流される。
カタログハウスの新製品(私の発案、プロデュース)に関して、『通販生活』に記事が載るのだが、なんと社長が自ら書くのだそうだ。最初は冗談商品のつもりで出したのが、いつの間にこうまでなった? 瓢箪から駒、は面白いから歓迎なのだが。
その小冊子作りでオノは本日、在宅勤務。中に書いたトリビアの出典をあきらかにしろ、という編集部からの注文に彼女、ちょっとキレていた。雑学の怪しげな楽しさの根本がわかっておらん。最低限のところ(データなどが出ている)のみチェックして送る。
5時に事務所を出るはずが、その『通販生活』原稿へのコメントとか、『GON!』編集部からのアンケート依頼とか、いろいろあって出るのが30分になってしまう。6時5分過ぎくらいにバーバラと。岩波ホール前。開田あやさん、談之助さんと。ブラック立候補の話などしながら、カスミ書房へ。5月のコミティアでの“米澤嘉博を語る”会の、第二部のパネラー件司会進行役を仰せつかる。その他、いろいろチェックお願いしている件。チェックしてもらってよかった、というポイントひとつあり。談之助さんにカスミさんから問合せ。某若手落語家の無責任発言が某所で問題になってるらしい。
近くの居酒屋(以前、三省堂で講演したときの三次会で行ったところ)に入り、いろいろと人物月旦など。久しぶりに談之助さんの落語談義聞いて、頭が利口になった感じがして気分いい。地下鉄乗り継いで帰宅。酔いよりも疲れでベッドに横になり、欲も得もなく寝る。