22日
火曜日
ゴルゴはいねがー
狙撃者はいねがー(東北地方の依頼人)
「皇室用牛肉摂取予算」なるものがある夢。
昭和天皇が皇太子の頃ヨーロッパ外遊に出かけたときに定められた予算で、未来の天皇の体躯が矮小では欧米各国に示しがつかないので、牛肉をたくさん食べさせて皇室の体格を向上させることが目的で定められた予算ワク。やがて名目のみのものとなり、現在この予算は皇室に食料を収める業者たちの群がる甘い汁になっている。その実情を知る人から話を聞く……という夢だった。
朝8時起床、ノド痛みかなりあり。風邪がぶり返したか、または別の病気か? 9時朝食、梨、スープ。母に仕事場の掃除(水回りなど)頼む。オノもバーバラも最近忙しくてそこまで手が回らない。母、はりきってそれなら今日これから行くという。
日記つけていたら母から電話、マンションの部屋の鍵が合わなくて入れないとのこと。鍵を付け替えたんじゃないかというから、そんなことないと返事。しばらくしてまた電話、
「隣の部屋を開けようとしていた」
と。泥棒と間違えられるぞ。
2時出社、途中で中野の郵便局で振り込み一件、渋谷にすればよかった。渋谷のNHKの中の郵便局はビジネス関係のものばかりで人が多くてもすぐ済むものばかりだが、中野はおばさんたちの生命保険の振り込みの問合せだとか年金の質問だとかが多くて、一件々々がやたら時間かかり、結局15分以上待たされる。
書店で雑誌買おうとしたら、パイデザと偶然ばったり。新しいコンテンツである東文研日記作成の礼を述べる。
タクシーで渋谷へ。運転手さんが途中で
「すいません、ひょっとして、深夜にラジオをやってらっしゃいませんか」
と。顔は知らないが声で私とわかったらしい。これはいよいよ、タクシーの中で悪いことは出来ん、と思う(してたのか)。サイン求められた。
事務所、母が掃除したのでややきれいに。冷蔵庫が壊れて、中のものが全部ダメに。もっとも、私の私宅時代から考えると10年以上使っている。安いやつを新しく買うようにオノに指示。
週刊現代原稿、モウラゲラ、週刊現代インタビュー依頼。考えてみれば全部講談社。
明後日の文サバのロフト打ち合わせ。すでに60人以上の申し込みがあるそうである。
http://bunsaba.seesaa.net/
知らないあいだにこんな立派な公式ページも出来てきた。責任重大。
しかし、ラジオもひょっとしたらまた10月から生になる可能性もあるというし、週一をこの文サバ塾にとられるとなるとスケジュールが大変なことに。10月のあぁルナのプラネタリウム公演も、このままでは調整しないことには一日も行けぬことになる(私が台本を担当している芝居なのに!)。
ノド、ちょっと腫れが大きくなる。仕事途中で打ち切って事務所を出る。今日は早寝をしよう。東急本店紀伊國屋で買い物。
帰宅して夕食。今日は調理せず、買ったもので。シュウマイ、枝豆、ベーコン、うなぎ。枝豆は朝、K子が茹でた残り。食べている最中に咳連発。やはり風邪か。
DVDで『フランケンシュタインの花嫁』見る。脚本、演出、配役、音楽、全ての面で奇跡の完成度を見せた大傑作。音楽(後年、ヒッチコックと名コンビを組んだフランツ・ワックスマン)が中でも素晴らしい。後の映画音楽がかなりこれから盗んでいる。11時、薬二種類のんで寝る。