裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

16日

水曜日

大量にどエロ!

なんじゃこりゃあ!(心の叫び)

ゆうべ早寝だったので変な時間に目が覚めて、また寝て、また覚めてまた寝て、変な夢を見て、という具合。

大概治ったと思ったノドが痛んでいるが、これは前夜の酒のせいであろう。入浴して朝食代わりのジュース一本飲んだら治った。

講談社モウラ原稿、書き終わってなかったものを完成させ、引用部分を書き写す。これが案外手間。K子にいろいろ指示しようとしたら、今日はどうせレディコミの仕事で出来ないから明日でいいと言われる。

昼はパックのライスを温めて半分で黒豆納豆、もう半分で卵かけご飯。メールチェック、ややショッキングな情報ありめげる。いい年をして弱いことだ。

いろいろと考えが頭の中をよぎり、3時出社するも講談社に送るはずの資料を忘れてきてしまった。苦笑。今後の仕事の件でオノと打ち合わせ。止まっている本の執筆など再始動させねば。

ゆうべ快楽亭ブラックから、10月の21日はあいてますかとの電話。心臓で倒れてから一周年記念ということで落語会をやるので、出て『講談・快楽亭ブラック入院記』をやってくれという。ブラックの面目躍如。しかし、まだ一年しかたっていなかったか。すでに三、四年前のような気がしていた。

今日はちょっとややこしいメールを出さねばいけないので早々と帰宅。東急本店地下紀ノ国屋で買い物して。メール、8時までかかって書いて出す。それから夕食の準備。軽く鶏すきにし、それから紀ノ国屋で買った鱧そうめん。エビス黒ビール2本に八海山。

飲んでる最中、メール出した先から電話。素早い反応で、トラブルの原因もよく理解してくれており、対応を考えてくれるという。まず、長いメールを出した甲斐はあったとホッとする。同じ件で、別のメールもあり。こっちは対応お願いの他に、別件でのお仕事の件も来たのでちょっとうれしい。

DVDで刑事コロンボ『ハッサン・サラーの反逆』。推理でなく、コロンボの、シリーズが続いていったことによりつけ加えられた特性である、
「犯人以外の人間にはみな好印象を与える」
という武器を使っての犯人逮捕であり、卑怯と言えば卑怯なのだが、それでも最後の犯人の大慌てぶりは何度見てもニヤリとしてしまう。やはり犯人が最後に取り乱してくれないとカタルシスが弱いのである。

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