裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

12日

水曜日

巨体がオナるぞ、空飛ぶぞ

コンバトラーG(自慰)。

朝7時起床。最近の平均睡眠時間は5時間というところではないか。決して寝が短くなったのではなく、昼間などトロトロもしてしまうのだが。

9時朝食、パンプキンのスープ、スイカ。『Bの墓碑銘』ゲラを大急ぎでチェック。ゲラは母に預けて、パイデザにとりに来てもらうことにする。それから『社会派くんがゆく!』北朝鮮テポドン号外をアップ。なんとか午前中に片づけようと思っていたが12時になってしまった。あわてて池袋。

東京芸術劇場、楽屋口から入る。小ホール1の楽屋。舞台設営の真っ最中。私みたいなのが下手に手伝うとかえって邪魔になると思うので見学させてもらう。舞台中央に大きな扉がしつらえられ、それに装飾が加えられていく。私の出に使う小ドアのテストをしたり。

劇場の中は携帯もモバイルも使えない。なんとか入り口近辺のところでのみ、電波が届く。オノと連絡を取り合う。渡辺さん、橋沢さんに8月4日を押さえてもらったのでさいとうさんにメールして、“無駄にいい声のおじさんナイト”企画、GOサインもらう。
11日に実はこっちのミスで、佳声先生との会食予定をすっぽかしていたことをオノが連絡してきた。あちゃあ、である。スケジュールが過密すぎるとこういうことが起こる。あやまっておかねば。

舞台設営えんえんとかかり、照明確認にこれまたえんえんとかかる。そのあいだ、手持ち無沙汰気味にずっと劇場の中をうろうろとする。弁当食ったり、菓子パンかじったり。やっと舞台で稽古に入れたのがなんと夜の7時半。ダンスと歌のところチェック中心なので、私は最後の伝説の楽曲のところで舞台に出て、セリフひとこと言ったのみ。それでも、一日劇場の中で過ごしたことでだいぶ、芝居の“気分”が醸成されてくる。

10時、劇場出て橋沢さん、照明、音響、舞台美術スタッフの人たちと日本橋亭に飲みに行く。マイク担当のHくん、実は私の知りあいの某氏と知りあいというか、某氏は某くんの上司であると判明。明日が初日だというのに橋沢さんと2軒ハシゴで1時近くまで飲んでしまった。いいのか。

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