7日
金曜日
抗鬱安全運動
のみだすなクスリは急に止められない
朝7時半起床。入浴するがその後汗をかくことかくこと。9時朝食。スイカとコーンスープ。水分が欠乏しているのでスイカがうまい。それとコーンスープ。東急エージェンシーKさんからメール、猫三味線関係の大規模イベント、ようやく動き出した模様。
昨日送った画像に数点のダブりや間違いあり。一点々々確認しているはずなのにこういうミスがかならず起こる。ヤフーサイト連載の眠りのコラム、書き出す。それから日記つけなども。体調、サメ肝油(サメミロン)のおかげでちょっとよろし。とはいえ、下半身の汗が気味悪い。
昼は弁当使う。お菜はシャケ。黒豆納豆も一緒に。食って渋谷。東武ホテルで、NHK『お宝テレビ』製作会社の人と打ち合わせ。このあいだ“徳川夢声のことが話せる”と書いたのはこっちのカン違いで、あれは『私だけが知っている』であった。今回の放送テーマは『私の秘密』である。しかし、高橋圭三についてしゃべれるなら、それも結構。1時間ほど、テレビにおける司会者像の原形たる高橋圭三のことを述べる。8月にはさらにこの番組の『月光仮面』の回にも出演。この番組、アナリストとして第一回に出演をして、その後はアナリストを毎回変えてやっていたが、たまたま異なる製作プロダクションが同時に私の名前を出したのをきっかけに、セミレギュラー格でカラサワもいいんじゃないかとなりはじめているそうだ。
3時、渋谷事務所。バーバラが自分の仕事部屋で床で寝ていた。電話数本。『眠りの雑学』完成させてメール。幻冬舎から『神聖喜劇』解説ゲラ届く。体が急速にダルくなる。スケジュールにやはり十日に一度は完全休息を入れるようにしなくては。
本日の『ポケット』収録用CDを選択。それからテーマに沿ったネタをネットや書籍で収集。いろいろあるなあ。この作業に、案外時間とられる。2時間くらいネタ集めに時間かけて、それを30分に凝縮して話すとちょうどいい聞き具合になる。もちろん、下地はないといけないが。オノが虫養い用のサンドイッチを買ってきてくれていた。
5時半、TBS入り。オノが携帯をタクシーの中に忘れるアクシデントあり。海保アナ、I井くん、イニャハラさんスタジオ入り。ADのSくんがサンドイッチを用意してくれていた。重なるときは重なる。海保さんはプリンを食べていたが、『銀ぶのプリン』と書かれていた。『銀のぶどう』を略して“銀ぶ”。
テーマ、最初は“鍵”、次が“鏡”、素材を準備していて、しかも今回は意識してエロ風味(あくまで“オトナの”)に話を寄せたためにスイスイと行った。倉橋ヨエコを倉田ヨエコと(構成台本に書かれていたので)読み間違えた。ハガキをきちんと読めたのはよし。77歳の文三さんのも読めた。8時55分にラストコントまで全部収録し、そのあと、ポッドキャスティングを二本、大至急で収録。スタジオを変えてじっくり、とも思ったのだが、I井くんはこの大至急感が好きらしい。
放送途中に巨人また負け、の報。
「これで来年も野球中継とかやるんですかねえ」
「だったらずっとブジオやっていたらいいね」
などとオノと話す。
9時過ぎ局を出て、I井くんが前から気になっていたというネパール料理屋『マンダラ』へ。地下の穴蔵を模したような店内だが、広い店内に金曜夜だというのに客が私らだけ。
「大丈夫か、経営」
と思いながら、サモサ、モモ、ウォー(豆のお好み焼き風)、ポークのスパイス焼き、ネェププカ(羊の脳味噌炒め)などを食べる。ポークが抜群のうまさ。豆のカレーとマトンカレーも頼むがいわゆるインドのカレーとは全く違う味。ネワール族という民族の伝統料理らしい。
酒はチャンというネパールのどぶろくが気に入ったが、一杯1000円と高い。客は10時過ぎに二組入ってきて、やたらワーワー騒いで飲み食いして出ていった。イニャハラさんがネパール行ったときの話、私がチベット行ったときの話など。話題はそれからまた次第に罪のないエロ話へと流れる。やはりこのメンバーだとエロ話が一番盛り上がる。このままラジオでやるか、あるいはロフトとかで出来ないか。
12時15分、店を出る。さっき店を出ていった一巻きがいたが一人一万円徴収していた。われわれより後から来てわれわれの倍額近い額の徴収とは、いったい何を注文したのか、不思議である。てオノとタクシー乗り合いで帰宅。気圧のせいか急速に鬱になってしまう。なんなんだ?