ゆうべは飲んだことは飲んだがかなり早く帰宅したので睡眠は十分にとれた。と、自分で思っているだけで、記憶では本読んだり雑用したり、いろいろしているのでそんなに寝ていないかもしれない。
すでに記憶すらあやふや。
そう言えばI川さんからの誘いとTBSからの誘いを“すでに別口が入っているので”と断ったんであった。これも、スケマネが入ってなければハイハイとOKして、あとでダブルブッキングで青くなったかも知れぬ。
仕事する、という以外すでに廃人になりつつある。
朝6時半起床。
日記つけ（これがウォーミング・アップでどうしても欠かせない）、
メール数通。
向後お仕事をしていく予定の某会社につき、詳しい人にちょっと調べてもらう。脈アリ、つきあって損ナシという答え。それからブックファースト系列で行う某企画の件、これもスタッフ動いてくれて進んでいる。
入浴して9時、朝食。
モモ、バナナ、アスパラガスとジャガイモの牛乳入りスープ。自室に帰ってちょっと仕事。
K子は昨日遅かった（と、いうか今朝早かった）割には元気。
札幌の須雅屋さんから雑誌『札幌人』より取材依頼の件。
11時、出勤。
Sくんから京都の宿の件で連絡。
太秦の役者宿と思っていたら、京都中央部のビジネスホテルをとってくれた。さすが大手と感謝。
日テレ『世界一受けたい授業』、次の収録日やっと決定。
その当日は夜が箱根で講演なのだが
「お帰りになってから収録ということには出来ないでしょうか」
というので、
「8時くらいまでの講演なので、終わって箱根から駆け付ける
と10時過ぎになりますが、堺さんやみなさんが待っていて
くださるなら……」
とか答えていたのだが、無事、1時からの収録になる。とにかく最近は講師陣のスケジュール押さえがタレント以上に大変らしい。
二見Yさんからオビ文のことで連絡、“オビ文ケノビ”とかつぶやきつつ返信、ついでにコミケでまくチラシのことなど。
鶴岡から電話。
昼はお茶漬けとホンコンやきそば。暑さで台所の流しのネットがすぐ臭くなるので買ってきてつけ変える。
一人事務所なので所帯じみていることもやらないといけない。しかしこのおかげで廃人化をまぬがれているのかも。
掃除ゴミ出しはやはり荷である。
仕事だけに仕事場ではどうしても専念してしまうのである。このネットを買いに出て、ふと見たら明日の打ち合わせ予定場所の喫茶店が改装しているのが見える。
あちゃーで、すぐその場で六花マネに電話。
場所変更を伝えてもらう。
時間割が盆休みというだけでこういう混乱が起こる。
帰宅、ラジオライフ原稿にかかるが、途中何度も電話や連絡必要事項で中断。気分落ち着かせようと、寝室の中を動物園の熊みたいにぐるぐると歩き回り、口の中でぶつぶつと書く原稿の文章を唱える。十枚分くらいの原稿をアタマからしまいまで口の中でつぶやき通して、“よし！”で原稿書きにかかる。
昔、デビューしたての頃はよくこれやっていて、家が狭くてできないので散歩しながら口の中でぶつぶつとつぶやき続け、かなり周囲の人たちから気味悪がられていたと思う。
ひさしぶりにやった。
8時半、メール。
書いてみれば何ほどのこともないのだが、書くモード、書くテンションになかなか持ち込めなかった。
書くのでこれなんだから、AV男優ってのは凄い仕事だなあと唐突な連想でそう思う。
これでだいぶ気分が楽になり、雑用少し。
二見Yさんから新刊『唐沢先生の雑学授業』表紙届く。
店頭に並ぶのは25〜6日ころの予定。
……しかし私の顔、このところ二村ヒトシに似てきたような気が。
幻冬舎Yさん（トテカワ）からは明日から夏休みとりますのメール。帰郷するんですかと訊いたら、
「今年はオランダ、ベルギーあたりを一人旅の予定です」
と。オランダで麻薬をうたれてさらわれてしまわないか、などと心配になる。そんなタイプなんだよなあ。10時帰宅。
家で母と二人でメシ。
まぐろの山かけ、肉の焼いたの、塩辛でお湯漬け。すだち割りの焼酎。部屋に戻ってまた少し酒。
母が私の血圧を測ったら下がやたら高くて驚いていた。まあ、ここ数日のテンションのせいですよ。