裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

8日

月曜日

台本完成、の記

朝6時半起床。
空調入れると寒い、切ったら暑い。
日記つけなどしてウォーミング・アップ。ニフティメールが急に新しい形式なっていたのに驚く。使い勝手がまだ慣れないのでイマイチ。
入浴、服薬如例。体重は順調に減少。
朝食9時。夕張メロンとバナナ、ブロッコリスープ。
ブロッコリが新しいことえりで“不六凝り”などと出る。調べたら“ブロッコリー”でしか変換されないらしい。“モータ”“プリンタ”は入っているのに。
六花マネに10月23日の南湖さんの結婚披露講談会、何か予定が入ってないかどうか訊く。
その日は入ってないが前日の22日が仙台で講演。
仙台ではあのつくんが鯨の食えるいい店を紹介してくれるというので一泊を予定しているから、翌朝大坂行きとなる。仙台/大坂間で飛行機というのは出ていたかしらん。
11時出勤。
二見Yさんから単行本の名前表記などの件で。店頭に並ぶのが予定よりやや早くなりそうである。FRIDAY四コマをやる。
ひさしぶりに被害(地震の)が一番ひどい第二書庫に入って資料さがす。幸い、見つかった。
Kくんにメールするが返事なし。
たぶん、郵政法案否決・解散で編集部は大騒ぎなんだろう。この暑いさなか駆けずり回らなくてはいけない政治家センセイたちも気の毒であるが、引っ張り回される新聞・雑誌記者も災難である。
小泉サンの顔色はやっぱり読めない。
派閥を持たぬ人間はこういうことができる。つるんでる人間の弱さを思う。みんなワクワクだが、テレビ局のきなみ特番だらけ。
テレビに関わっている身となった最近は、この特番という言葉に首筋がヒヤリとする。それだけ、準備してきた番組とかがトぶわけで。テレ東まで特番だったのに呆れる。昭和天皇崩御のときも映画を(まあ、昭和名作映画というククリだったが)やっていた局なのに……。
昼飯、茶漬けと8番ラーメン半玉。
『Memo・男の部屋』原稿。今月のテーマは“肉”。
がりがりやっていたらステーキが食いたくなって困る。体力使い、少し横になっていたらイマジカSくんから電話、6時までに撮影用台本アゲてくれと。京都の今回の撮影にギリギリ必要な部分をピックアップ、書き上げてイマジカと出演者(東京の)にアップ。
Sくんから電話、ひょっとしてコミケ後、京都に直行してもらうことになるかも、と。
それはかまわず。
10時半、帰宅。
家で解散特番、そろそろ夜になって落ち着いてきたあたりのを見る。
ほほ肉シチューのあまり、自家製ラタトゥユ、御中元でOさんからいただいたしらすのダイコンおろし和え、なめこそば。これもOさんから到来の、見事なすだちを絞った焼酎を炭酸で割ってサワーに。夏の涼味ですな。
自室に帰り、こないだ500円で買った『オズの魔法使い』のDVDかけっぱなしにして原稿。アルコール入ってるから進まないが、そこはそれ、気は心。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa