ポール・ニューマン主演幕末もの。朝、７時半起き。山本弘氏に自分の家の書庫を見せている夢を見る。ただし、なぜか札幌の実家の書庫だったが。朝食、タラコスパゲッティ小皿ひとつ、ヨーグルト。サンデーモーニング、せっかくの大ネタのあるときなのにもかかわらず、徳光和夫が体調を崩して入院。ストレスでタバコが増えたのが原因と聞いたが、巨人連敗のときか。

　やらねばいけない仕事もこれだけ輻輳していると、かえって頭がマヒして、ぼーっとしてしまう。Ｋ子に弁当作りを頼まれたが、忘れてしまった。昨日の緊張の反動だと思う。字を書こうとしても文章がまとまらない。開田さんから電話。昨日のロフトでのトーク企画の件、本多夫人が何やら大変に張り切っておられるようなので、最初は暑い季節を外して秋口に、という予定でいたが、気の張りがゆるまぬうちにやってしまおうということになる。７、８月は私も開田さんも目が回るようなスケジュールだが、まあ、予定開けるしかないでしょう、と苦笑。斎藤さんにメールしておかなくては。週アス原稿のブツとして使う、フランス人女性歌手の歌う『お江戸日本橋』のレコードを聞く。うまいのだが、“コチャエ、コチャエ”というフレーズがシャンソンのように色っぽいのがヘン。

　昼はカレーを温め、冷や飯にかけてモソモソと。週アス途中でひと休みして、と学会本の原稿の参考文献をネットで検索。これにハマって３時ころまで。早くアスキーを書け、とＫ子に電話で叱られる。５時ころ書き上げてメール。６時、Ｗｅｂ現代Ｉくん、ゲラチェック原稿受け取りにくる。次の回の図版がＫ子のところにあるので、これから駅近くで待ち合わせだとか。ところでＷｅｂ現代は６月からの機構改革で、デジタル事業局デジタルコンテンツ部という部門というところの制作となった。そうするとＩくんなどはそこの制作事業部員であり、編集者という肩書ではなくなるのではないか、というような話をする。

　タイトルの駄洒落、思い浮かぶときは三つや四ついちどきに浮かぶのだが、浮かばないときはまるで浮かばない。浮かんでもネタがあまりに一般性がないとタイトルには不向きになる。“イシュ・パテルともしれない（いつ果てるともしれない）”なんて、わかるのは旧アニドウ関係の人間だけだろう（インド系カナダ人のアニメーション作家）。

　どうも体がオカシイと思ったら、夕刻から雨。それもかなり大粒。体を動かすために買い物に出かける。帰ってきて仕事ほんのちょっと。来週からはまた、打ち合わせだのなんだのの嵐。ＳＦ大会から言われている企画も出さなくては。昨日成城学園で見た緑の旗は、マンション建設反対の目印ではないかというご教示あり。

　８時、メシつくり。湯豆腐とキュウリのニンニク醤油あえ、和風チャーハン。テレビでニュースを見たら、池田小学校児童殺害犯人は、“インテリでエリートの子供たちを殺せば死刑になると思った”と、ルサンチマン丸出しの供述。いくらお坊っちゃん学校とはいえ、小学生でインテリって言われても。