裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

12日

土曜日

アニドウ鈴之助

「アニメをとっては日本一に、夢は大きな少年オタク」
         (前にもやったかもしれないがまあ、追悼で)

※白夜原稿、アスペクト原稿、角川弘明氏追悼上映会

朝7時起床。
日記つけなどして、8時外出、 病院へ。
時間ピッタリだったので、ほとんど待たずに診察を受けられる。
BNP数値、通常が17〜18というのがなんと8にまで下がっていて、
健康過ぎという感じ。レントゲンも問題なし、と言われる。
血圧、尿酸値その他も極めて正常。
ただ、前回の測定に比して血糖値のみが、正常の範囲内ではあるが
やや高くなった。……これは二ヶ月続いての公演で、一日四食が普通になり
かつ毎晩飲み歩いているせいであろうと判断。先生に話したら笑っていた。
まあ、特にクスリ等も出ず。

薬局で調剤してもらい帰宅。エッグマフィンとコーヒーで朝食。
台本片手にベッドに再度もぐりこむが一ページも読まないうちにグー。
11時、起き出して原稿。白夜書房パチスロNEO。
12時、昼食はさむ。カレーライス。調剤を待つ間、テレビを見ていたら
カレーの名店が紹介されていて、カレー食べたいなと思っていたので
うれしい。肉がやたら入った豪華版だった。

2時半近くに、やっと白夜完成。
それからすぐ、アスペクト『社会派くん』トークの起こしチェックに
入る。これまた分量が多く、なかなか進まない。

5時半までかかって、やっとチェック終る。
K田くんにメール。
ふうと息をついて、急いで家を出て、中野芸能小劇場。
アニドウ主宰の『追悼! 角ちゃん!〜アニドレイの王様〜』上映会。
私の青春の一ページであったアニドウ時代、アニドウのボランティア
(そんなベンリな言葉もまだなく、アニドウの奴隷、でアニドレイと
呼ばれていた)のボスだった角川くんの思い出トークと、
角ちゃんが好きだったアニメと海外特撮作品の上映。
角ちゃんは私より5つ上だが、とてもそうは感じない若々しい
人だった(私が老けすぎていたのか)。
いろいろ屈託ある私がアニドウにいられたのも、なみきたかしと
私の間に角ちゃんがいたからで、そうでなければ井上くんみたいに
ぶつかってオン出ていたかもしれない。

オン出はしなかったが一時音信がとだえた私を心配してくれていた
のか、モノカキになり、本を出してからアニドウを訪ねたとき、
しっかり『近未来馬鹿』の単行本を持っていて、サインを頼まれた。
あのときは涙ぐんでしまったものだ。

マイミクのGくん、はぎやんさん、それに片山教授、はらひろしさん
と司会のなみき壇上に。司会といってもなみきは例の通りで、
進行役がいないので話は進まないが、それもアニドウらしくてよろし。
昔、彼らの雑談を喫茶店で漏れ聞いていたのを思い出す。
片山教授のおかげで笑い絶えず。

聞きながら、隣席のまるさんに昔の思い出など話す。
話が長引いたおかげで上映作品がだいぶ削られてしまった。
終ってすぐ、タクシーに飛び乗り某会合に顔を出す。
11時ころまで。帰宅して、サクラエビの生をざっと湯通しして
釜揚げ、それに豆油肉を作って黒ホッピー。
2時、就寝。

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