18日
日曜日
まんがいじめて物語
「あーんモグタン、もっとぶって〜」(お姉さん)
※終日蟄居
朝、目が覚めたらもう9時半。
酒が胃を痛めていて、極めて不調。
ムカムカする。
風邪もまたぶりかえし気味。
一日、ヒッソクしていることに決める。
朝食、ジュース、スープ、紅茶。
ミルクティー、砂糖を入れないのに甘味がじんわり。
月に数回、ああ、紅茶が旨いな、と感じる瞬間がある。
その幸せ。
資料本を読み込む。
へえ、的なトリビアいくつもあり。
火災報知器の点検あり。私の部屋が皮切りらしく、
成り出した報知器をどう止めるか、若い係がわからずに
しばらく成り続け。
昼になっても胃が不調、腹は減るので、弁当(天ぷら煮)を
食べるが、二口三口以上入らず。夕方まで何度かに分けて
平らげる。
ビデオ撮影の日取りをまだ出演者に伝えてなかったことに
気がつき、大慌て。携帯メールで確認。一日空いてます、との
回答にホッと安心。
たまの石川さんとメールやりとり。
札幌時代通いつめた古書店、薫風堂さんの娘さんである
Mちゃんが石川さんのマネージャーになっているのである。
世間の狭いことには呆れるばかり。
石川さんが避寒のタイから帰ってきたあたりで、何か
イベント打ち合わせをやろうと話をする。
あと、開田さんから、清内路村が合併により消滅するとのことで、
村の広報誌にメッセージを、と頼まれる。すぐに書いて渡す。
煙火(花火)がなくなるわけではないとはいえ、清内路という名前が
消えるのは寂しい。今年は行けるかな。
ルナティック演劇祭関係の作業を進める。
なかなかこれが大変。
疲れたので古書店でこないだ買った、犬塚稔『映画は陽炎の如く』
(草思社)読む。犬塚稔は2007年、107歳で没した日本映画界
の最長老で、キャメラマンだった円谷英二(当時英一)と、
長谷川一夫(林長二郎)のデビュー作、『稚児の剣法』の監督・脚本
を担当した人。『座頭市』シリーズの生みの親でもある。
この本は100歳になって書かれた自伝だが、書かれた内容は面白く、
興味深いが、うらみつらみも露骨に書いており、衣笠貞之助、子母沢寛、
勝新太郎などを皆、金と名誉を悪逆非道な手を使って自分の手から
取り上げ、独り占めしようとした連中と切って捨てており、オビに
“痛快な回想記”とあるようには楽しめない。
ハッシーから電話、作業のこと、逆にこちらからお願いした
某仕事の件など。
作業済ませ、だらだらしているうちに夜になる。
困ったことだ。
『天地人』見てしまう。
“三国一の美将”と言われた上杉景虎を玉山鉄二が演じている。
大河ドラマにイケメン俳優が多数キャスティングされると
“ケッ、視聴率狙いか”と舌打ちが出るところだが、謙信の周囲には
主役の直江兼続はじめ、美童美将と文献でもそう記されている人物が
ゴロゴロいるので文句も言えない。うまいところに目をつけたものである。
10時ころ、岡っちが作業ブツ、取りに来る。
引っ越しの協力をよろしく、とお願いしておく。
そこらでようやく腹具合落ち着き、胃腸にいいだろうと素人判断で
大根おろし鍋。ニンニクとショウガを微塵切りにしてごま油で
炒め、大根おろし、日本酒、水を加え沸騰させ、薄切り豚肉、
水菜、エリンギ薄切りを加えてポン酢でいただく。ごま油で濃厚、
大根おろしでさわやか。通販で買った土鍋を初めて使う。
某映画をDVDで。これは私の元気の源的な映画で、もう何十編
見たか知れない。見る度にこのように生きねば、と思う。
見ているうちにハッシーから、お願い仕事の結果がメールで。
さすがハッシー、見事な出来。
ネットで、週刊アスキーのブログを発見。
いや、最近、
「週刊アスキーの、読みました」
と何人かに言われて、アレ、最近週刊アスキーに書いたかな?
と思っていたのだが、これのことであった。
http://weekly.ascii.jp/2009/01/post_140.html
で、いやあ、この感謝の絵馬(?)の絵が実にいい味である。
浜木綿子さんもサムハラのお守りの所持者だったようだし
(記者は浜さんを知らないようである)。
山本昆布店社長さんはモントリオールダム寺院(カナダにある
ノートルダム寺院)にロウソクを献灯したあと、交通事故に
あったがサムハラ様のお守りのおかげで助かった、とお礼に
樟を献納したそうだ。キリスト教の寺院にお参りするときまで
サムハラのお守りを持っていたのか(献灯したキリストの
ご加護とは思わないのかね?)。
これはぜひ、近々に大坂へお礼参りに行ってお守りを貰って
こなくては……。一日中鬱々としていたがこれらのことで
気分よくなり、三時近く寝る。