チュン・リーの百裂キックを正面から受ける瞬間の恐怖写真集！

※ヘアカット　アンドナウの会打ち合わせ

朝、８時４５分起床。
やはりまだ体がダルい。
今日は休もう、と決める。

朝食９時５分、東北の地震のニュース見ながら。
東北在住の知人友人のこと、仙台の一乃谷は大丈夫かな、
などといろいろ心配しつつ。
あと、談志一門も仙台に行っていたらしい。
新幹線が遅れて足止めになっている程度で、被害はない模様。
マイミクさんたちからも無事の情報。
山中の保養地へ向かう道路が完全に寸断されているのを見て
ちょっと恐怖心も抱く。

それにしても、今回の地震情報で聞いていて（聞きなれぬために）
異様に感じたのがＮＨＫの緊急地震速報。
「かくかくの地域に、これから地震が起ります」
というもので、例えＰ波を観測していたにせよ、十数秒後のことにせよ、
未来のことをニュースが報じているのである。
ＳＦの導入部みたいだ、とちょっと興奮する。
天気だって“予報”なのに。
これを“十数秒前では報じられても何にもできない”と
苦情を言っている人がいたが、たとえ何にもできなくとも、
身構えて地震を待つか、いきなりの地震に驚いてから次の動作に
移るかの、その一瞬が明暗を分ける場合も多いだろう。
画期的なシステムであると、個人としては評価したい。

で、地震予知と言えばジュセリーノ。
前回の四川のときもそうだったが、今回も“６月１３日に
大阪でＭ６．３の地震が発生”と、微妙に日付、位置、規模が
ズレている。ここらの隔靴掻痒感が、いまだにジュセリーノ
が信者を多く獲得している原因だと思う。

五島勉が、『ノストラダムスの大予言』で、
その予言が、微妙に事実から外れている（例えばヒトラーの名を
ヒスターと間違えている〜これは五島氏の解釈で、一般には
ドナウ川の一部の古名とされているのだが〜）ところが逆に、
彼が本当に未来の手がかりをひとつひとつ読みとろうと努力した
証明である、という解釈をしていたが、昔、あの本を読んだとき、
この心理をついた五島氏にはちょっと感心したものである。
占い師として人気を得るコツは、どこかにあやふやな部分、
あきらかに間違った部分のある予言をすることだろう。
人間は、意識のどこかに超常現象が本当にあってほしい、という願望と
本当にそんなことがあるのか？　という懐疑心の両方を持っている。
あまりにズバズバ的中する予言には、懐疑心の方が先に反応する。
外れた予言がいくつか続く中に、ちょっとでも当たった部分を
発見すると、願望が過敏反応を起こして、当たった部分のみを
ポインティングで記憶し、拡大していくのである。

昼は母の室で談之助さんの引っ越し祝いのソバ。
トロロをおろして。それだけではお腹がすくだろうと焼きオニギリ
小二ヶもらい、後で仕事場で食べる。
ベッドで１時間半、とろけるように寝る。
やはり体力落ちている。

４時１５分、地下鉄で新宿へ。そこから山手線で渋谷、
東横線で代官山。『エド・エド』でＳ先生に髪をやってもらう。
店のマスコットであるチワワの琥太郎、こないだなんと脱走して
行方不明になったとか。従業員一同、必死で捜索し、各地の電柱に
貼り紙をして“見つけてくださった方には一生ヘアカット無料！”
と書いた。幸いかなり離れたところで親切な人が見つけてくれたそう
だが、その貼り紙を見かけたテレビ局の人が興味を持って取材に
来て、今度ニュース番組の中で再現ドラマになるそうである。

そこからアンドナウの会打ち合わせ、本郷三丁目。
代官山から渋谷で銀座線乗り換え、銀座線を赤坂見附で丸ノ内線
乗り換え。なかなか本日開通の新都心線は利用出来ぬ。
地下鉄のところに“新都心線混雑のため遅延”と表示があった。
地下鉄に初乗りしたい、という感覚はよくわからぬ。

本郷三丁目、焼肉の『房家』。
ＩＰＰＡＮさんの見つけてきた店である。
人気店らしく、満席で断られる客も。
サシも適度で、味が全般的にあっさり、胃が弱っている身としても
楽に食べられて結構。
ただ、最近の私は精肉よりホルモンの方に食指が動き、
この店でもナンコツ、丸腸が気に入ってしまった。
あと、冷麺。
真露三人で二本（集まったのはしら〜、私、オノ、ＩＰＰＡＮの
４人だが、ＩＰＰＡＮさんは酒を飲まない）開け、
店を出てさらに加賀屋に入ってホッピー。
いろいろうちあわせをしたが（いや、そのための集まりだが）
酒が楽しく、何にも覚えていないのは困ったもの。

丸ノ内線でオノと一緒に帰宅。
車中で山本夜羽氏に偶然あって、いろいろ話す。
秋葉原事件の犯人の心理に共感を抱かないあの世代は
いないはずだ、とか、今度北海道出身者の会をやろうとか、
こっちで話したことの方を覚えている。
１２時帰宅、メールのみチェックしてベッドへ。
明日はテレビ収録。