25日
金曜日
デンプン推定
炭水化物ダイエットって効果あるらしいよ。
※楽工社原稿(半分だけ) ロフトプラスワン飯塚昭三トークショー
朝9時10分起床。
寝坊は寒いせいである。
今日も抜けるような青空が広がり、いかにも寒そう。
朝食、9時15分。
イチゴとリンゴ、イチゴ小粒ながら甘い。
それにアオマメのスープ。
日記つけ、二日分なので時間かかる。
これに一日の大半をかけてしまうのは本末転倒。
少し費やす時間を縮めなければ。
某所から催促、そらくるわなと思いつつ、まとまった執筆時間が
取れないのを如何せん。
まずは楽工社の『と学会年鑑2007』の原稿にかかる。
電話で少し長話。
昼は鯨の皮を煮て作ったダシでラーメン。
また石巻で鯨の皮を仕入れねば。
二月に大きい原稿がアガったら気仙沼にでも
ぶらり一人旅しようかな。
原稿書きながら、今日のロフトで流すビデオのチェック。
原稿、半分まで書き進んだところで時間となり、
タクシーで新宿まで。
6時半にロフト入り。
『この人に会いたい聞きたい vol.1
「僕らを育てた声〜あの人に訊きたい・声優編〜飯塚昭三〜」』
イベント。
IPPANさん、飯塚さんを迎えるというのでもう、
アガりまくりでそわそわしており、バーバラやオノに突っ込まれていた。
眠田さんから渡辺徹・大場久美子・松崎しげるバージョンの
『スターウォーズ』のビデオ(ベータ)をいただく。
眠田さんの実家にあったそうだ。
吹き替え文化史上に残る珍作だが、
そういえばこの吹き替えにも飯塚さんがワンシーン、出演して
いたのであった(タトウィーンのバーのバーテン役)。
バーバラとオノは同人誌販売。
三才ブックスのTくんには半ば強制的に写真撮影をお願いする。
お客さんにもいろいろ挨拶。
マイミクのタツヤさんから、お〜いくんが体調不良で
今日は来られないと聞く。残念。
3月8日がGの新年会だそうで、重ねてお誘いを受ける。
飯塚さん着。
この人らしく、今日のトーク内容を箇条書きにした紙を
用意してきてくれて、これをお客さんに引かせてその話題を
語ろう、と提案。内容についてざっと打ち合せ、
ちょっといろいろ大人の事情も。
とはいえ、こういうのには私は慣れているのであった。
ただ、『コンドールマン』『ストラダ5』などの台本を
気前よくプレゼントする、というのには心の中で悲鳴をあげる。
で、トーク開始。
飯塚さん登場の際の拍手の大きさ、私も十数年ロフトの舞台に
上がっているが、これほど大きいのは初めて。
内容については飯塚さんとの取り交わしでここには書かないが、
しかし飯塚さんの話はそのまま日本の声優業界史に残るもの。
貴重なお話も伺えたが、私にとっては、飯塚さんが
いつもマタタビをポケットに入れて、町の野良猫に話しかけて
いる、というような話が興味深かった。
戦時中の話とか、大学時代の新橋演舞場でのアルバイトの話とかが
飯塚さんの演技のルーツに全てつながっている。
前半を終わったところで飯塚さんが
「え、もうそんなに(時間が)経ったの?」
とおっしゃっていたので、ご本人も楽しく話せたのではあるまいか。
なお、シナリオが当たった人には、交換条件でその作品の
主題歌を歌ってもらう。なかなかみなさんいい具合にオンチで(笑)、
盛り上がった。
前半後半、あわせて3時間のトークだったが、飯塚さんの
用意した紙、三枚ネタが余ったがそれも最後の雑談のところで
偶然話題が出て(モンティ・パイソンの話がいろいろ聞けた
のが嬉しかったなあ)、用意したネタを話し切ることになる、
見事なイベントだった。
それから後、サインを求めるお客の行列ができる。
うーん、大変に話も喜んで聞いてくれたいいお客さんなのだが
このサイン攻めはゲストにちょっと。
しかもみんな、自分の好きな台詞を書いてくれとか、来られなかった
友人のために二枚色紙をお願いしますとか、音声目覚ましに
声を吹き込んでくれとか。
「何か使ってない身の回りのものをいただけますか」
にはちょっと、困ったな、と思い、さえぎって断る。
飯塚さんがいい方で、全員にきちんと応対される方であるだけに
甘えすぎは禁物である。
NHKのUさんやマイミクのやまぐちんさんなどに挨拶。
Kさんも来ていらっしゃったようだが、挨拶し損ね。
飯塚さんに楽屋でIPPANさんがサイン求め(これはまあ
プロデューサーの特権か)、一緒に写真を撮り、
ギャラをお渡ししてお見送り。送り手は野沢義範くんにまかせる。
それから青葉でスタッフ打ち上げ。
眠田さん、しら〜さん、Tくん、バーバラ、さいとうさん、オノに
私とIPPANさん。
全員、たっぷりと飯塚さんの声が聞けたという感動で(ことに
さいとうさん)、興奮状態。
1時半くらいまでワイワイ。はっと気がついたが今日は金曜、
しかも給料日。タクシー拾えないのではと心配したが、
なんとかまだ拾えた。
オノを送って相乗りで帰宅。
寒いさむい。