関ヶ原戦後における徳川家の首実検の秘密主義を廃せよ！

朝７時起床、母は果たして今朝帰っているのか？　いなかったら朝食はどうする？　とかいろいろ考えるが無事９時に朝食のベルが鳴る。その前に入浴、ネットでメールチェック。

朝食、アスパラガススープ、梨４切れ、ブドー（巨峰）。昨日書庫で見つけた資料（単行本用）を読む。段ボールの山の中から、“ここにあるんじゃないか”とアタリをつけて開けて、一発で見つけたんだからエラい。

午前中は調子出ず、午後になってから幻冬舎『ゲーテ』原稿執筆。書きかけた原稿の前半部分をそっくり自主的にボツとする。最近珍しいが、バランスの問題。これで倍の時間かかり、３時ころ、ようやくアゲる。

途中で弁当。シャケの粕漬け。サッポロビール園で買ったカニ味噌汁の素で味噌汁作る。こないだの毛ガニの風味がまだ舌に残っている身としてはカニ味のカケラもしないが。

マイミク日記がのきなみデスノート作者逮捕のニュースで埋まる。８センチのアーミーナイフで逮捕って、どう考えても別件逮捕であろうと思われるあたりがソソるところか。それと、山口県の女子高生殺害の犯人が自殺死体で発見、週刊新潮が彼の実名と顔写真を報道したばかりだったが、他のマスコミも死んだとたんに全部実名、顔写真つき。なるほど、人間、死ねば人権も少年法下での保護もなくなるのだな、とアタリマエのことだが改めて認識して納得。

４時出社、オノから仕事関係の報告。昨日、“テレ朝から〜”と書いた番宣出演は毎日放送のマチガイだった。やはりヒルズは遠いか。他に、ゲーム関係のＣＭ仕事。なんか急にゲームがらみが多くなってきた。それに関与して、またちょっと大きめぽい仕事の打診があったが
ちょっと前の仕事と内容的にバッティングしそうな感じ。惜しいことである。とりあえず確認を。

６時には仕事場をでなければならない状況下で原稿書き。２時間で１０枚。ががががと書き、アゲる。やれば出来る。資料コピーして編集部にＦＡＸするところまですませて、６時１０分。オノと一緒に出て、渋谷まで歩き、山手線で池袋。羊料理ノタガ。あぁルナの橋沢さんと、１０月の王子公演『星に願いを』打ち合わせ。

店に入ったらくすぐリングスのあんなちゃんがファンと食事していた。ちょっと驚く。やがて橋沢さん来て、配役表見る。同じく脚本を担当するあやさんと役者の振り分けをするのだが三部作のはずを二部にして、間々を橋沢さんが埋めるということになったため、一部三十分の芝居に十人以上の役者が出ることになり、扱いに少々とまどう。

開田さん夫妻も忙しい中、羊の魔魅に抵抗できずやってきた。ノタガ、お母さんはモンゴルに帰省中とかで、体の大きな息子さんが肉を切り分けてくれる。茹で肉、蒸し肉、炙り肉、そして鍋、とフルコース。酒は当然、牛乳酒。料理については
http://www.tobunken.com/diary/diary20060420000000.html
こちらの日記に詳しいので参照のこと。

途中から“まめや別館”の看板女優、大友恵理さんも来てくれた。ハスキーな声にファンキーな発言、舞台で見たイメージ通りの女優さんで大満足。なんと今月結婚するんだそうで、相手はミュージシャンで、なんと名前が“佐藤小林”。芸名でなく本名だというから凄い（芸名は“佐藤コバヤシ”であるらしい）。お爺さんが大道芸人で、佐藤小林を名乗っていたとか。なんにしても結婚相手までファンキーである。いちいちの反応なども天然だし、いつか使ってみたい女優さんである。

ノタガを出たからには、アンナちゃんに会わなきゃいけないでしょう、と浅草屋に（今日はノタガにもあんなちゃんがいて、次もアンナちゃんで、アンナデーである）行く。みんな物好きな。いないかと思っていたらアンナちゃん、いた！　やはり可愛い。橋沢さんめろめろ。そのせいでもないだろうがハチハニーワインとばくらい、というなんとも奇妙な取り合わせで酒を飲んでいた。まあ、加太こうじによれば（玉川一郎だったか？）、戦前の粋な兄ちゃんは電気ブランをイカの塩辛でやっていたというから、同じか。

開田さんたちに勧められこの店のシャモガララーメン、食べてみたがウマい！　今度はここの軍鶏鍋を食べに来よう。アンナちゃん、住まいが遠いらしくいつも早めに店をあがる。私服のセンスがまた抜群にいい。ミュージシャンだと言っても通じると思う。橋沢さんにみんなではやし立てて、二人で会話させる。なかなかいい感じである。大友さん、オノと別れ、橋沢、開田夫妻とタクシー乗り合い。変な方向へ連れていかれそうになるが、なんとか帰宅。