24日
水曜日
ショック・油ソバ
麺の上に落ちたので助かりました。
※『黄金夢幻城殺人事件』2日目
すさまじく日本文化を誤解したハリウッド映画みたいな夢。
東海の小島で戦国武将の宴が行われている。
三十人くらいの、顔に白粉を塗って黒紋付、袴姿の男性たちが
野原で謡をうたっており、その前で若い女性が藤娘の格好で何故か
薙刀を持って踊っている。
その脇で、数十組の参加者とゲイシャが酒を酌み交わしたり
ものを食べたりしているが、その食べているものが、毒々しい
赤紫だったり緑色だったりする菓子や料理。
そのうち主催者の大名(赤具足に陣羽織)がひとりの女性の
手を取って立ち上がり、自分はいまからこの女性と結婚する、
と告げる。人々は手を打ってやんややんや。
まず大名は風呂に入って身を清める(風呂桶にひらがなで“ばす”と
書いてある)。それから誓詞をしたためる。
全員、祝いの歌をうなるように誦(ず)する。
朝は9時半起き、すぐ朝食。
自室に戻って日記つけ、すぐに文庫原稿チェックにかかる。
原著は10年前のもの、さすがに時代色強く、時の流れを
感じること切。
昼は母の室に行って、イカと豚肉の野菜炒めでご飯。
炊き立ての飯のうまさ。
お仕事の依頼に関して返事。
それと他の件に関しても。ひとつ断りを入れる。
心労がかさむような仕事は避けたい。
3時、原稿チェック終り、メール。
左足がかなりまたむくみ、それをとるために1時間ほど横になる。
横になれば、小さい靴にも入るようになり、そのまま芝居を続けると
終演時には、靴の中で足が遊ぶくらいに縮む。
下北沢へ。途中、コンビニでカップヌードルを買い、楽屋で三分の二
ほど食べる。腹が減って食べるのではなく、小道具なのである。
衣装を変え、飲み物、小道具など仕込む。
『黄金夢幻城殺人事件』2日目。
初日のぎこちなさが取れ、いろんなミステリ劇のピースがぴたっと
はまった、そんな充実感を感じられる舞台になった、ように思う。
QPさんが客席にいて、笑いリーダーになってくれたのも
助かった。これから磨きがかかっていくと思われるので、
みなさん、お早めに予約を!
終ったあと、講演仕事の係の人がいらっしゃっていたので、
ちょっと打ち合わせ。
で、今日は誰とも飲まず、オオゼキで買い物して10時半帰宅。
オカラと豆のサラダ、豚タン茹でなどで夜食。
アマゾンで注文した『ポーをめぐる殺人』(扶桑社文庫)などを
読みつつ12時就寝。
*図は本事件容疑者一覧。