裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

2日

火曜日

直列4毛唐

快楽亭ブラック、ウェンツ瑛士、ベッキー、梅宮アンナ。

※書き下ろし原稿 『猫も酌しも』食事会

朝9時起床、呼吸困難気味。
朝食、ジュースとスープ。
連絡いろいろとりながら夕方6時まで原稿。

6時、母とケータリングの荷物をガラガラしつつ、
裏道を通って『猫も酌しも』へ。
表通りをやはりガラガラしてきたオノ・マドより早くついた。
暑い日で、喉が渇く。
ざまおさんにオリオンビール出してもらい、乾杯。
息苦しく、ハーハー。
やがて乾ちゃん、麻衣夢、岡っち、それに白夜のゲンク鈴木くんも
時間通り来て、食事会。
母は興奮気味で、例によって持ってきたはずのあれがない、これが
ないと騒いでいる。
乾ちゃんに“お疲れですか?”と訊かれる。
体調不良と書き下ろしと、イベント関係の人的トラブルで
表情が冴えないのだろう。
煮物、切り干し大根の漬物、レバーパテ、さんまのトマト煮、
ウェスティン豚、ほほ肉のシチューといったメニュー。
それにクルミのおこわ。
うーむ、マジにケータリングの商売が出来そうだ。
麻衣夢に歌ってもらったり、乾ちゃんが御機嫌で歌ったり。
カウンター席の店のお客にもいろいろ料理をふるまったり。
私はいろいろ気を使って確かにクタビレた。
自作の大正コロッケも持ってきたが、魚のすり身が足りなくて
パサパサしてしまった。
オノはさすがにお腹に赤ちゃんがいるのでそんなに飲まなかったが
(岡ッちに“あれ? 前から妊娠してなかった? 体形変わって
ないけど”と言われていた)、マドがかなりご機嫌に酔い、
しまいにワケわかんなくなっていた。
カウンター席に、いかにもオタクなお客が座り、いかにもオタクな
歌(ジブリ系)を歌っていた。
常連さんらしい一人のお客はわざわざ母に握手を求めていた。
12時ちょい前に解散。
今度は表通りを通って帰る。
咳止めのまじないにでも、と、以前足の骨の治療のときに
もらった湿布を、胸に貼って寝る。

Copyright 2006 Shunichi Karasawa