1日
月曜日
イカライネンのことを言うと鬼が笑う
「ああ、あの“ではイカライネン、また来年”とか言ってた変なガイジンだろ?}(鬼・談)。
ちなみに、エルキ・イカラネン氏はフィンランド人の伝道師。
※書き下ろし原稿 同人誌掘り出し
1時半ころ、三宅くんから“どこで飲んでるんですか”と電話。
もう家でベッドの中だったのだが、まだ合流するつもりだったらしい。
若くてうらやましい。いや、私だって今回、トンデモとカチ合わなければ
当然、そのくらいの時間までは飲んでいたろうが。
寝る前に飲んだ麻黄附子細辛湯のおかげか、大変に今朝は調子よし。
急いで札幌へ注文。しかしどうも豪貴は旅行中の様子。
9時半までベッドの中。展転反側、本(『天皇の秘教』2/3くらい
まで)読んだり、携帯でメール見たり。
昨日のトンデモ本大賞最終打ち合わせ報告陸続。
朝食、スイカ、コーンスープ。
京から6月、お誘いのあった舞台でスケジュール都合つくものへの
お返事。出版社から本の印税についての報告。
まず3日分まとめて日記つけてアップ。それから
原稿チェック、というかほぼ書き下ろし。
ペース掴んだので早い。
がりがりがりと書いていく。
昼は弁当。ペットボトルのお茶が切れたので粉末茶を溶かすが、
前のメーカーのに比べて、新しいのはすぐダマになる。
明日のこと、『猫も酌しも』の店長に連絡。
母は大張りきりである。
夕方5時、原稿完成させてメール。
6日のトンデモ本大賞で発表するための本を物色する。
さなかにオノとマドの夫妻、来宅。
トンデモ本大賞用の物販ブツを、段ボールの山の中から掘り出すため。
同人誌類の箱はすぐ見つかるが、DVDの箱がベランダにも衣装部屋にも
なし。困ったな、とオノと頭を抱えるが、たまたま別件でマドに
電話をかけてきた楽工社のSくんに念のため聞いてみると、
「あ、こっちにありますよ。じゃ、楽工社の本と一緒に送って
おきます」
と、何とラッキー極まる西手新九郎。
てなわけで小一時間かかるかと思われた用事は十分くらいで終了、
お疲れさまでもないお疲れさまで、中野通りにある、前から気になって
いた(と、マド夫妻が言う)ドイツ料理店『フィーハウゼン−49』
まで。ドイツビールで乾杯。
ジャーマンポテト、ソーセージ盛り合わせ、ウィンナーシュニッツェル
など。まずまずといった味。日本風にソフィスティケートされて
いないところが本場風、であって好感。
ビールの種類も豊富。
シェフがまるきり一人で料理を作っている。
途中で日本女性と外人男性のカップルが入ってきたが、
この外人がハンガリー人なのだそうで、店主といろいろ会話して
(日本語で)いた。それを聞き耳立てていて知ったのだが、
この店長、ドイツに長く暮し、各地を転々としたが料理はザルツブルグ
で修業したのだそうだ。こう言っては悪いが、そういう経歴の持ち主とは
思えぬ典型的日本人顔だったのでおみそれをした。
出て、話題も盛り上がっていたところだったので、もう一軒、と、
青梅街道添いで、以前定食屋だった後に出来た『風羅房』という
小料理屋(?)に行こうとしたが休み、仕方なく二番目に青梅街道沿い
で気になっていた『バラ焼き テル』という店に。
格子造りの戸がなかなか高級感あり、どうかな、とビクつきながら
開けてみると、何とイメージと全く違う、お父さんとお母さんが
やっている態の、非常に庶民的な居酒屋で、ホッとする。
私とマドは日本酒、オノは妊娠中にてウーロン茶。
自家製ラッキョウ漬け、これも自家製だろう甘口塩辛がうまい。
話の続きで盛り上がって、ぜひUのOB会をやろうと。
10時ころ解散、家に歩いて帰宅、少しホッピーで酔いを足して
11時半にはもう寝る。