30日
月曜日
ロリの話を聞け〜5分だけでいいから〜
でもああいう人の話って結局長くなるんだよな。朝7時半起床。K子ははやばやと7時に起床。入浴、昨日“これからは用意しておくから9時と決まった時間でなくても勝手に来て食べて”と母に言われたがやっぱりきちんとベルがなって9時朝食。朝食は決まった時間に食べたい。
イチゴ三粒、ミカン一顆、青豆のスープ。札幌に母が各種スープを送ってやったが、豪貴の息子はカボチャのスープは喜んで飲むが青豆は“臭い”と言って嫌うそうだ。大人の味なのかね。
自室に戻り、昨日出来なかった分、仕事々々。まずFRIDAYの4コマネタとコラム。それから週プレの対談原稿。ここまでで1時。
小村りこちゃん(現・江辺香織)から電話で、今日事務所に遊びにいくという。2時と約して、急いで弁当使って(シャケ)、事務所に行く。オノと仕事の件打ち合せ。『世界一受けたい授業』出演依頼、収録日がちょっと他の予定とカブるがなんとか繰り合わせて。それから講演依頼、これは9月だが、なんと母校の札幌光星高校にて。まさかあそこでエラそうに話す日が来るとはな。
「でもこれも何かとカブりそうだね」
「予定って“何でこの日に!”って日に集中しますからね」
と。あと、『アニメ夜話』ゲラ稿が来たが、これがインタビューのテープ起こしをそのまま原稿にして、注などまで入れている。これに赤を入れたら膨大なものになりそう。まず対談原稿の場合はデータで貰って手を入れてからゲラに、という基本手順を踏んでくれないと困る。その旨、オノにメール出させる。
2時、りこちゃん改メ香織ちゃん来る。現在はこちらではどこの事務所にも所属でず、ビリヤードの修業、という形で、プロ試験を目指すのだそうだ。こないだ偶然テレビで見た、16歳の天才美少年ハスラー、土方隼人(名前までアニメの主人公みたいだ)の話などをする。
http://hayato-hijikata.com/
彼とか、香織ちゃんみたいな若い可愛い子がどんどんプロになれば、ビリヤードがまたブレイクする可能性は大きいだろう。
彼女もまた、それを考えていて、「私がマスコミなどに女性ハスラーとして出ればそれが結局ビリヤード業界の世間的認知につながる」として、そのための仕事は積極的にとっていくつもりであるらしい。心意気や、頼もし。出来るだけ協力することにする。20歳にしては非常にしっかりしている。昨日のとは……(以下略)。
それから4時半までかかって、アサ芸『こんニュー』。かかってと書いたが、7枚をほぼ1時間半で片づけた。自分の経験を書いているのだが、やはりそういう内容の場合は早い。しかも延びる。今回が二回連続の後半、のはずが、さらに一回延びた。
メールいくつかして、5時、時間割。おぐり、ねがっち、S石くんと週プレ『名もニュー』対談収録。次回月曜は能登旅行なので、二回分まとめてやる。『火事』と『狂わせる』というククリ、どちらもおぐりにいいエピソードあり、結構々々。
途中でみずしなさんも来て、新年会ということで、青山の『もくち』へ。井草鍋、わさび釜飯など。おぐり、はしゃいで、会話はずむ。こういうときの彼女は非常に面白いし、他に変えがたい魅力がある。これをラジオやテレビでどう伝えていくか、が難しい。演出家魂はそそられるのであるが、どうしても商品になる番組の中では彼女にワクをはめねばならないのである。売れているタレントというのはそのワクの中で実力を発揮できる能力を伸ばしたタレントなのである。二次会芸人になってはいけない。
彼女いま麻雀をやりたいと熱烈に思っているらしく、みずしなさんにいろいろと訊ねていた。絶対に向かないと思うのだが。いい牌が来るたびに笑い出してしまうだろう。
それから出て、もう一軒、いかにも青山らしいスカしたバーへ。S石くん、ねがっちに、連載の方向性を少しリニューアルしたい、と伝える。二人もその意向はあるようで、いくつかその場で案も出る。せっかく週刊プレイボーイに連載を持っているのだから、もう少し特製を前に出して、出来れば看板連載になるくらいにしたいのである。
11時半くらいでそこを出て、みんなと別れる。ここらへんに昔、ときおり足を運んだいい飲み屋があったはず、とブラブラ通りを歩くが、ビルごと無くなっていた。まあ、四半世紀も前の話である。タクシーで帰宅、おぐりに連載のことで一本、メール打って寝る。