裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

4日

水曜日

コンペーくん

チャンラ〜ン、チャンラ〜ン、非国民どもは叩っ斬ります!朝8時起床。

ゆうべ新東宝スリラーなど見たせいかちょっとホラーな夢を見る。山奥の村で、なをきと二人、なにやらわからぬがよからぬたくらみで穴を掘っているのだが、大きな石があり、それをどかすとヘビの死骸がいっぱい埋まっていて、なをきがその中の一匹の頭をなでようとしたら、それが生きていて噛みつこうとする、というもの。

目覚めて、寝床で開田さんの弟子のOさんの同人誌画集などを眺める。

これがかなり評判よく、売れたので大晦日のチャイナをおごってくれた。ありがたし。入浴、洗顔、服薬。

9時朝食。リンゴとキウイ。母は情緒不安。孝子伯母がなくなって、世話の仕手がなくなった、その空虚感かららしい。一種のペットロス症候群であろうと思う。自室で日記つけなど。

古屋兎丸くんからメール。30日にブジオで彼の同人誌のことを話題にしたそのお礼。二村ヒトシさんからもメール。前日に出したメールの返信。

ちょっと私にとってくすぐったい評価もあり、嬉しく思う。DVD、昨日の新東宝名画傑作選の残りで若山富三郎主演『人形佐七捕物帖・妖艶六死美人』見る。『憲兵とバラバラ〜』で中山昭二のおっちょこちょいの部下を演じていた鮎川浩が佐七の部下の辰五郎を演じている。そういう役どころの役者か。横溝正史原作らしく猟奇的殺人とその合理的解決で話が進んでいく、と思ってたらいきなり最後は海賊船上での大捕物になってビックリ。

1時過ぎ、出勤。新宿まで地下鉄、小田急中二階のレストラン街で中トロ丼。わさびをきかせすぎてむせる。ラジオライフTくんから原稿催促電話、今年初、とか喜んでいてはいけない。渋谷に到着、すぐ書き始める。4600w(原稿用紙11枚とちょっと)を3時間かけて。まあまあの進捗。すぐTくんにメール。

追いかけで近況報告も。マッサージ行きたいと思うが今日は7時から食事会なので、残り時間は楽工社の原稿リライト。二本やってメールしたのが6時10分。急いでタクシー、博多のファンから送られた芋焼酎持って帰宅。車中年賀状チェック。連絡滞って心配していた編集さんから来ていてホッと。六花マネとマドの二人。

母、ごきげんで二人にいろいろ食事を出している。粕汁(冷たいのと温かいの)、カズノコ、ウェスティン豚(塩もみ豚の揚げ肉。母がウェスティンホテルの中華で食べた豚を再現したのでこの名前)、雑煮、定番頬肉シチューなど。3月からの六花マネの正社員入社とそれからのいろいろ。ブジオスタジオでのブログ書き込みについてなど。

梅田佳江さんから電話、途中であったので新年の挨拶述べる。酒は久保田の千寿を最初飲み、それから博多の焼酎。『紅あずま』と『安納芋』で、紅あずまは甘味があり、安納芋はすっきり。今日の料理には甘味のある方がいい、と六花と紅あずまをがぶがぶ。

少し古畑任三郎を見て、やはりファーストシーズンに比べると落ちるね、などと言いあって10時くらいまで。

明日が会社に今年初出勤のマドがいるので早めにお開き。カー読み始めるもすぐ沈没。

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