裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

26日

土曜日

日記メモ

朝、夢でチャック・ジョーンズにインタビューを申込むが、今映画を2本と
テレビアニメを1本作っているそうで、忙しいときに悪いことを
したな、と思う。

9時半起床。グレープフルーツジュース飲んで、連絡いくつか。
速攻で返事くれるところもあり、なかなかくれないところもあり。

母に栗おこわを作って貰い、少し食べて昼食代わり。
原稿をガリガリ。
それから家を出て下北沢。一ヶ月に及んだ下北通いも明日で終り。
今回のイベントは反省点多々だが、しかし色々と見えてきた
イベントでもあった。

1時ちょっと過ぎに劇場入り。
今日の昼は『地獄の楽園・フルスロットル』初観劇。
後ろの席で由賀ちゃん、麻見くん、一哉アニキと一緒に観る。
『安屋敬一郎』とは全く方向性の違う舞台で、とにかく
次から次へとめまぐるしく舞台が変化し、観ている方を振り回す。
最初の大学生チームが出てきたときは、そのまとまりのなさに
(そもそも誰も大学生に見えない)、凄まじく不安になったが、
次のエイリアン討伐特殊チーム、そして宮崎県のコテージに自殺サイトで
知り合って死ににやってきたもやしと麻衣夢のカップルのくだりが大傑作。
特殊チームでは鈴木希依子ちゃんのブレンダ、コテージの方では
下ネタばかり飛ばす管理人のおばさん役の別府明華ちゃん。
この二人が、キャラクターのハマり具合がもう、最高で死にそうになる
くらい笑った。

アンケートではこの二作、どちらが好みかがはっきり分かれているようだ。
どちらがいいというものでもないと思うが……。ただ、両方に出ている
役者たちがうらやましくはある。

みんなに栗おこわをふるまい(大好評)、それから明日のこの芝居
(特別版で、安屋のみのキャストもフルスロットルに出る)の役柄指定。
私は……エーッ、というような役である(笑)。

安屋には安屋での安定した良さあり。こっちは
シヴさんの上手さが際立っている。
終ったあと、今日は明日の打ち上げのこともありさっさと帰宅予定だった
ハズがいつの間にか焼肉屋へ。いくどんが満員だったのでマル喜という
安い店で、8人くらいのメンバーで。

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