7日
月曜日
韓国街の顔役
「新大久保じゃちょっとした顔なんだぜ」
※差し替え原稿 シモキタ大学ホラー学部・1
6時ころ目が覚め、寝床で『昭和史発掘』など拾い読み。
また眠気がさして、9時まで熟睡。その中で冷や汗をかくような夢。
私は深夜タクシーに乗っている。
タクシーは陸橋を渡り、橋の向うの光景が見えたとたん、
私はわっと声をあげて驚く。
光景ががらりと変わり、天上を行く巨大な橋で、周囲には
雲がたなびく絢爛な色彩(それもどこかキッチュ)の世界。
おまけにその先には白亜のインド風な大伽藍がある。
あ、自分は死ぬのだ、死んで天国への道を行っているのだ、と
気がつき恐怖に青ざめる。
死ぬことに何等恐怖感は持っていないつもりなのだが、
あまりにも通俗な天上界の描写に恐怖したのか?
9時半、朝食。リンゴ、今日のは甘くて酸味もほどよく美味。
バナナ一本、どろりとしたスープ。
先に原稿出したから、原稿の一部に猿を狩る描写があるが
某プロレス団体の猿虐待報道でちょっと世間が神経質になっている
ので、ここの部分の書き換えを、と言ってきた。
こういうところで影響が出る。
許すまじ猿虐待!
差し替えネタを大急ぎで探し、テーマに合わせて書き直し。
4時半までかけてカリカリやって、メール。
前後のつながりに苦労した。
昼は母の室で、茄子の焼いたの、レンコンのキンピラ、
納豆、たくあん。完全菜食。何か健康になった気分ではある。
5時、家を出て下北沢。
外はもう、急速に秋の天気。
劇場に入って、照明その他、いろいろ指示。
矢追純一さん、京極夏彦さん、いろいろとハッシーの方に
出演関係のメール来ているそうで、まずは安心。
桜塚やっくん、新田五郎さん入って、シモキタ大学ホラー学部。
楽屋でかなりコアなマンガ談義となってしまう。
やっくんファンが最前列に陣取っているので、反応がどうかなあ
と思っていたのだが、一番最初に入って最前列に座った
ファンが一番ウケていた。
新田さんのマンガ紹介、まずは小池一夫の『孫悟空』から
始まって、『劇画ブルース・リー』、『ファミ魂ウルフ』、
ローラーコースター曲乗りマンガ、好美のぼるのうろこ少女、
桜多吾作のグレートマジンガーなど。
桜多さんのマジンガーは懐しいなあ。
終って新田さん、T田くん、しら〜さん、シヴさん、ハッシー、Sさん
などとDENでホルモン。
今日はやっくんがツッコミを生き生きとやっていた、とシヴさん。
12時近くまでなんやかや話す。
ハッシー、また酔ってボヤき上戸。
タクシーで帰宅、今日はそれほど飲まぬまま、ベッドへ。