裏モノ日記

裏モノ採集は一見平凡で怠惰なる日常の積み重ねの成果である。

6日

土曜日

セクスィー動物

軟体系だけど。

※ミリオン原作 朝日書評原稿 『黄昏モンスターズ』初日

朝9時起床。
5時に目を覚まして読書しばし。
9時15分朝食。
バナナダイエット。

今日はたまっている原稿を大急ぎでアゲなければならず。
ミリオンの原作一本、ガリガリと書く。
ある意味今回の本のキモみたいな事件。

昼は弁当。
ニュースによると例の大阪の国際児童文学館の様子を橋下知事が
隠し撮りさせ、来館者を増やす努力を何もしていない、と
廃止の口実に使おうとしているとのこと。
弁護士なのに隠し撮りという方法を使った(論争戦術としてもマズい)、
7人の子持ちを選挙のアピールにしたくせに児童のための施設を
目の敵にしている、など、どうもこの人、思いつきで行動して、
自分の立場からしての先のことを考えていない行動が多いような気がする。
よく言えば(言いたくないが)直情型、悪く言えば金成由美さん
言うところのヤンキー型か。

朝日新聞書評、1200字のものを書く。
言いたいことが多くて散漫になってしまった感もあるが、
過不足なく書けばまあ、このようなもの。
後でもう少しキャッチを考えよう。

家を出て、下北沢。
本日、私出演の(1分ほどの出番だが)『黄昏モンスターズ』
初日である。
私の出演シーン(麻衣夢とのからみ)を二回ほど。
単純なシーンだが、しかしやはり最初はあせって
早口になってしまうもの。

今回は出が入り口のところからなので、音響・照明ブースの
脇のところに陣取ると、ほぼベストな角度から芝居が観られる。
テリーに言われて成るほどと思い、やっと本番を通しで観ることが
出来た。いや、すばらしい。
二つのテーマが呈示され、それが話の中で無理なく融合し、
解決するか、と思ったところでアクシデントによるカタストロフ
が起り、解決が呈示され、別れがあり、再会がある。
ラスト近くのシーンで、場内にすすり泣きの声が静かに響くのが
わかった。ジブリっぽいと言えばジブリっぽいが、話のまとまりと
してはこれまでのルナの芝居の中でもかなり上位に食い込む。
途中のギャグシーン(たぶんNC赤英がつけたところ)の
ワケのわからなさもまた凄いが。

終って、来てくれた山口さんたち知りあいに挨拶。
ところが外が大雨だという。
確かにざんざというよりはゴーと音がするほど。
三十分ほど待って、小やみになったあたりで劇場向かいの
新台北に飛び込み、ハッシーや麻衣夢、乾きょん、岡っち、珍しくNC、
シヴヲさん、魚健さん、しら〜さん、芝崎くん、それに音響の三宅くん
などと飲む。

出たら雨は止んでいたので、もう一軒行きましょうかー、
という最悪のパターンになり、近くのこれまた中華(だったような
気がする。覚えておらず)に入り、ワケわかんなくなり、
三宅くんに迫ったりして(笑)、それがタクシーの中まで
続き、全員キチガイ集団となって帰宅。
2時過ぎ。

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