「大丈夫よ鬼太郎、あの妖怪とは話がついてるから」

※朝日新聞社『アエラ』電話インタビュー　同人誌原稿終らず

朝、四角い箱にビルの窓のように開いた穴から
人が顔を出して勝手にいろいろしゃべる夢。
なんなんだろう、と思って、ああ、選挙のポスター掲示板
の暗喩か、と。少し単純すぎるが。

目が覚めたらもう９時。あわててシャワーのみ浴びて
朝食。スイカ、巨峰、キウイ。
薬いろいろ。

昨日のＹｏｕＴｕｂｅの腹話術師の名前を記すのを
忘れていた。ジム・バーバーという人だそうである。
有名なワイン葡萄園の持ち主に同名の人がいる。
まだ若くて、何とあのコートニー・ラブのボーイフレンド
（恋人ではなく）だったこともあるという。
あちらでの腹話術誌の社会的位置の高さを以て知られる。
彼はいま、ベテラン奇術師のデーブ・ハムナーと組んで
ハリウッドやラスベガスでショーを行っているようだ。

私は伯父が腹話術師であったので（ボードヴィリアンに
なったのは日本で腹話術師では食えないから、である）、
ついこういう芸に目がいってしまう。
http://www.youtube.com/watch?v=KTOKan_OWps
↑『ルーシー・ショー』から、ルシル・ボールが
腹話術の人形に扮するという話。相手をしているのは５０年代
に自分のテレビショーを持っていた、人気腹話術師
ポール・ウィンチェル。彼は後にアニメの声優として
有名になり、日本でも知られている有名キャラを持ち役にする。
http://www.youtube.com/watch?v=v-QRw6dVbfU
↑ブラック魔王ことディック・ダスタードリィ。
彼は２００５年に死去したが、娘のエイプリル・ウィンチェル
も声優であり、ディズニーのクララベル・カウを持ち役に
している。ここらへん、日本でブラック魔王をアテていた
大塚周夫の息子の明夫も声優になっているのと重なって面白い。

ずっと同人誌原稿。時間のかかること。
昼飯は８番らーめんですます。
これで私の分は食い尽くした。
メトロン星人さん、ありがとうございました。

事務所に４時に出て、いろいろと雑務整理。
筑摩書房、ミリオン出版、幻冬舎等、出版社各社と
電話とメールで打ち合せ。
４時半ころ、朝日新聞社『アエラ』から電話取材。
都市伝説の再流行につき、いろいろ質問に答える形で。
こういうときのコツは、その受け答えが記事にどのように
反映されるか、記事になった原稿を思い浮かべながら
答えることだ、と昔先輩に言われた。
そうすると、向うもまとめやすく、また、誤解されて
こちらの意図とは違う形で記事になることも少ないというので
ある。昔はこういうことを訊きもしないのに教えてくれる
先輩がたくさんいて、その時はウザく思ったものだが、
今にして思うと有難い。

帰って、資料の下訳を頼んでいるＮ氏のメールを読む。
そのあと、８時過ぎまで原稿。
書いていて楽しいが、しかし手間取って不捗。
帰宅して１２時過ぎまで。
結局、晩飯らしい晩飯はとれず、１時ころに買った
ギョウザとビールで夜食とって寝る。