24日
金曜日
小出いいのだ!
高橋尚子は自分の道を行けばいいのだ。賛成の反対! 朝、8時痛烈な二日酔いで食事のベル。電話して、9時にしてくれといい、また寝る。9時15分過ぎ食堂(母の室)に行きバナナ、スープなどなんとか詰め込み、ユチーフのんでまたベッドに戻 る。
10時、やっと起き出す。日記書いたりしてダラダラ。12時半、出勤。参宮橋で途中、道楽のミソラーメン食う。スープが二日酔いの腹に滴る。世界文化社Dさんからまたドイツ演劇のお誘い。こないだのが面白かったのでまた行くことに。北海道新聞は担当K氏が移動(同じ部署だが)することになったのでその挨拶メール。当然だ がついに一度も顔を合わさず。
白夜書房Mさんから、以前話していたレトロ趣味パズル雑誌の企画通ったとの報。“昭和30年代縛りのパズル・クイズ雑誌”という的の絞りの狭さに驚き、それがまた通ってしまう現今の昭和レトロブームの凄さに驚く。なをきに電話、単行本の原稿の件。福原鉄平くんから単行本のオビお礼メール。二見書房Yさんから催促電話。う ぐぐ。一日が48時間欲しい。
幻冬舎『ダメな人のための名言集(『壁際の名言』改題)あとがき原稿、一気に6 枚書く。冒頭を考えてあぐねていたが、例によって書庫で
「この本の中にならありそうだ」
とカンを働かせて抜き取ったものの中に、予感に違わずキーワードに使える文言があり、それを用いて見事に(自己申告であるが)まとめる。段落で内容を分け、縮めものばしも自由自在という構成にして担当のYさん(とても可愛い)にメール。最近はスケマネからのメールにも
「○時、幻冬舎Yさん(とても可愛い)と打ち合わせ」
などと来るようになった。
週プレゲラ、3行足しという指示が担当Mくんから出たので足して返送、おぐりゆかにもメール。二見書房用にこのあいだ撮った写真をCD−ROMで見るがはっちゃ けていて実にいい。おぐり(とても面白い)である。
4時、タントン。久しぶりに力抜けの賦活でなく、“凝ったところをほぐしてもらう”マッサージ。先生が
「こんなに日によって調子の違う体の持ち主って初めて」
と感心したように(違うだろうが)言う。気圧の神秘について少し語る。
帰宅、鶴岡から電話、大学関係の裏話をまた聞く。原稿書くが進まず、ヤケでヨーロッパ系のアートアニメのDVD類をネットでオトナ買いしてしまう。10時帰宅、晩飯。肉じゃがとモズク酢の物、エリンギのバタ炒め。ご飯茶碗半分に卵の黄身とカ ツブシかけて。自室で原稿チェックしながら水割り缶一本。
幻冬舎Yさん(とても可愛い)からメール、枚数的にも内容的にも問題ナシ、すばらしいと言われ満足。種村季弘の本を読み直す計画を立ててベッドでとりあえず『謎のカスパール・ハウザー』読む。内容の面白さはもう重々承知だが、話の持っていき方、煩多なまでの細かいデータの使い方の精緻とも言えるテクニックが大いに勉強に なる。