12日
日曜日
小腸夫人
提供はピンカートン印の胃腸薬です。朝6時起床。このところの起床時間、実に不規則。入浴、朝食。アボカドとブロッコリスープ。鬱っ気の母と少し長話。気を使ってばかりの人生からは卒業しなさいと。自室に帰って、簿記の試験を受けにいくK子 を送ったあと寝直す。体力は寝ることでしか復活しない。
10時まで寝て、少し日記つけ、メール連絡などとりつつダラダラを楽しむ。12時、また母の部屋で昼食、カレーライス。また同じことを繰り返し話す。やや強い口 調になる。戻って三度寝。
K子、試験終わり帰ってくる。このマイペースぶりがうらやましい。3時、仕事場に。完全休養日にはならないが、やはりよく寝た後は身体が心地よい。エレベーター に、上の階の住人の老婦人が
「一緒に乗っちゃっていいかしら!」
と嬉しげに飛び乗ってくる。テレビに出ている人と乗るのが嬉しいらしい。ここの住居人代表が熊倉一雄さんなんだから、テレビ人など珍しくもないでしょうに。
アサヒ芸能をやる。今回は細かいところでいろいろ文章を直したりする。この連載はノリのもの、と思っていたので自分でも意外。アゲてメール。二見Y氏から、スケジュールのことメール。ネットで見つけた笑える書き込みを返信。六花スケマネとはTBSとの打ち合わせの件を。
7時半、タクシーで家に。自家製頬肉鍋をI川さんとS山さんにご馳走しつつお二人のご高論を承ろうという一夕。頬肉鍋は好評。それに里芋と筍、ブロッコリなどの煮物。トンデモ本大賞のこと、プロデュース業というもののこと、世間の評判についてのことなど、いろいろ。ついでに母も励ましてもらう。ビールと日本酒、ズブロッカとキルシュヴァッサーで12時まで。
送り出しつつ、エントランスで立ち話。立ち話もナンだというので、そこのソファにかけて、またいろいろ。こういうノリは久々なので嬉しい。今の自分はいろんな面で有卦に入っていると思うがしかし、そういうときというのは足元が実はあやうい場 合が多い。ここで人の意見を聞いてみようと。
有卦に入っているとはいえ、体力の問題もあり、
「もうここらでいいよ」
に最近、なりがち。ハッパかけてもらおうと思っていたが、頼むまでもなく大いにハッパかけられる。
「カラサワシュンイチ、売れてるにしたってまだまだ中途半端だよ」
そう思っていいのかな。気がつくと1時半。いや、しゃべった。